老視について(2026年最新)

👁 老眼(老視)について

老眼(老視)とは?原因・症状・矯正方法を解説

神戸市東灘区 きしもと眼科 院長 岸本隼人

こんにちは、神戸市東灘区のきしもと眼科・院長の岸本隼人です。

「最近スマートフォンの文字が見づらくなった」「新聞を読むときに腕を伸ばさないと見えない」「手元を見た後に遠くを見るとピントが合いにくい」――これらは老眼(老視)の典型的なサインです。老眼は40歳を過ぎると誰にでも起こりうる目の変化ですが、適切な矯正をすることで見え方を大幅に改善することができます。今回は老眼の原因・症状・矯正方法について詳しくご説明します。

40歳頃〜
多くの方が老眼を
自覚し始める年齢
誰でもなる
加齢による
自然な変化
矯正で改善
眼鏡・コンタクト
など複数の選択肢
目次

🔍 老眼とはどんな状態?

目は、遠くと近くを見るときに水晶体(目の中のレンズ)の厚みを変えることでピントを調整しています。この調整力のことを「調節力」といい、毛様体筋という筋肉が水晶体を伸び縮みさせることで行われます。

年齢を重ねると水晶体の弾力が失われ、毛様体筋も衰えていきます。その結果、近くにピントを合わせる力が低下し、手元が見えにくくなります。これが老眼(正式名称:老視)です。

老眼と白内障の違い
老眼は「ピント調節力の低下」、白内障は「水晶体の濁り」が原因です。どちらも水晶体が関係しますが、別の病気です。老眼の症状が気になり始めたら、白内障との鑑別のためにも眼科での診察をおすすめします。

⚠️ こんな症状はありませんか?

  • スマートフォンや本の文字が見づらくなった
  • 手元を見るときに腕を伸ばさないと見えない
  • 薄暗い場所で特に文字が読みにくくなった
  • 近くを見た後に遠くへ視線を移すと、ピントが合うまでに時間がかかる
  • 目が疲れやすくなった・肩こりや頭痛が増えた
  • 細かい作業のときに目がしょぼしょぼする
⚠️ 老眼を放置して適切な矯正をしないまま生活を続けると、目のピント調節を行っている毛様体筋が疲労し、眼精疲労・肩こり・頭痛・倦怠感など全身の症状につながることがあります。

📅 何歳から始まる?

老眼は40歳前後から自覚し始めることが多く、50代では調節力がほぼ失われるといわれています。ただし個人差が大きく、早い方では30代後半から自覚される方もいます。

年代目安
40代前半スマートフォンや細かい文字が見づらくなり始める
40代後半日常生活でも不便を感じるようになる
50代調節力がほぼ失われ、老眼鏡・遠近両用の必要性が高まる
60代以降ほぼすべての方が老眼の状態に。白内障も重なり始める

👓 近視の人の老眼

「近視なのに老眼になるの?」とよく聞かれますが、近視の方にも老眼は起こります。ただし、近視の方はもともと近くを見るのに眼鏡・コンタクトが必要なため、老眼の影響を感じ方が異なります。

眼鏡装用時

遠くを見るための眼鏡をかけたまま手元を見るとぼやける。手元を見るときに眼鏡を外す方も多い。

コンタクト装用時

コンタクトで遠くは見えても手元が見づらい。老眼鏡を併用するか、遠近両用コンタクトへの変更を検討する。

🔧 老眼の矯正方法

① 老眼鏡(近用眼鏡)
手元を見るときだけかける眼鏡です。最もシンプルで手軽な矯正方法です。普段は眼鏡を使っていない方が最初に試しやすい選択肢です。
② 遠近両用眼鏡
1枚のレンズの中に遠用・近用の度数が入った眼鏡です。かけ外しの手間がなく、遠くも近くも1本の眼鏡で対応できます。慣れるまでに時間がかかることがありますが、生活の質が向上します。
③ 遠近両用コンタクトレンズ
眼鏡なしで遠くも近くも見えるようにする方法です。当院でも取り扱っています。スポーツをされる方や眼鏡をかけたくない方に向いています。
④ 多焦点眼内レンズ(白内障手術)
白内障を合併している方に対しては、白内障手術の際に多焦点眼内レンズを挿入することで、老眼と白内障を同時に改善することができます。当院では5種類の多焦点眼内レンズを取り扱っています。

💊 目のエイジングケアに(サンテウェルビジョン)

老眼・白内障は、目の中のレンズ(水晶体)が加齢とともに変化することで起こります。水晶体はコラーゲンというたんぱく質からできており、酸化(サビ)・糖化(コゲ)によって固く濁ってくることが老眼・白内障の一因とされています。

当院では、参天製薬が開発した目のエイジングケアサプリメント「サンテウェルビジョン」を取り扱っています。

サンテウェルビジョン

サンテウェルビジョン(参天製薬)60粒入り・約1か月分

■ サンテウェルビジョンの特徴

  • ヒシ果皮ポリフェノール(50mg):糖化(コゲ)を抑制し、水晶体の老化予防に働きかけます
  • ルテイン(20mg):強い抗酸化作用で網膜・水晶体を保護し、加齢黄斑変性症の予防にも期待
  • ゼアキサンチン(3mg):ルテインと同じカロテノイド系色素で、網膜の黄斑部を酸化から守る
内容量60粒入り(約1か月分)
摂取目安1日2粒・水またはぬるま湯で
価格4,500円(税込)
💡 サンテウェルビジョンは医療機関専売品です。市販のサプリメントと異なり、眼科専門医の説明と経過観察のもとで適切に使用できることが特徴です。老眼・白内障の進行が気になる方はお気軽にご相談ください。

👁 まぶたの重さも気になる方へ(アップニーク®ミニ)

老眼と同じく加齢に伴い、まぶたが下がってきた(眼瞼下垂)と感じる方も多くいらっしゃいます。「視野が狭くなった気がする」「目が疲れやすい」という症状に眼瞼下垂が関わっていることもあります。

アップニーク®ミニ点眼液

アップニーク®ミニ点眼液(眼瞼下垂の新しい治療の選択肢)

💡 当院では眼瞼下垂の改善が期待できる点眼薬「アップニーク®ミニ」を取り扱っています。手術なしで、毎日1回の点眼でまぶたの開き具合を改善する国内初の点眼薬です。老眼の症状と合わせて、まぶたの重さが気になる方はお気軽にご相談ください。
▶ アップニーク®ミニについて詳しくはこちら

❓ よくあるご質問

Q. 老眼は治りますか?
きしもと眼科キャラクター
A. 老眼は加齢による水晶体の変化が原因のため、現在の医療では「治す」ことはできません。ただし、眼鏡・コンタクト・手術などで「矯正する」ことで、見え方を大きく改善することが可能です。
Q. 近視なのに老眼になるのですか?
きしもと眼科キャラクター
A. はい、なります。近視の方も老眼になります。ただし近視の方は、眼鏡やコンタクトを外した状態で近くを見ると意外と見えることがあるため、老眼に気づきにくいことがあります。コンタクトや眼鏡をかけた状態で手元が見えにくい場合は老眼が始まっているサインです。
Q. 老眼鏡はどこで作ればいいですか?
きしもと眼科キャラクター
A. 市販の老眼鏡は手軽ですが、目の状態に合った度数でないと疲れやすくなることがあります。眼科で診察・検査を受けた後、処方箋をもとに眼鏡店で作ることをおすすめします。特に左右で見え方が違う方・乱視がある方は、眼科での処方が大切です。
Q. 老眼が進むのを遅らせることはできますか?
きしもと眼科キャラクター
A. 老眼の進行を完全に止める方法は現在のところありません。ただし、適切な照明環境での作業・目を休ませる習慣・栄養バランスのよい食事などが目の健康全般に良い影響を与えると考えられています。また早めに適切な矯正をすることで、目の疲れを減らし快適に過ごすことができます。

✉️ 院長からひとこと

きしもと眼科 院長 岸本隼人

「年だから仕方ない」と老眼を放置される方も多いですが、適切な矯正をするだけで見え方が大きく改善し、生活の質が上がります。市販の老眼鏡でなんとなく過ごしている方も、一度眼科で正確な度数を調べてみることをおすすめします。白内障・緑内障などほかの目の病気が隠れていることもあるため、「最近見えにくい」と感じたらぜひ当院にご相談ください。神戸市東灘区・魚崎エリアで老眼や目の見えにくさが気になる方は、お気軽にご来院ください。

本記事は患者様への情報提供を目的としたものです。治療の適応については個人差があります。診察・検査のうえ医師の判断のもとで治療方針を決定いたします。価格・診療内容は予告なく変更する場合があります。

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