Category Archives: きしもと眼科ブログ

多焦点眼内レンズの選び方について

当院で採用している「先進の多焦点レンズ」比較

現在、多焦点レンズは非常に進化しており、当院では患者様の満足度が特に高い4つのレンズを厳選して採用しています。それぞれの特徴を比較してみましょう。

4つのレンズ比較表

レンズ名 タイプ 手元の見え方 夜間のライト こんな方にオススメ
パンオプティクス 3焦点 ★★★★★ 多少あり スマホや読書を裸眼でしっかり楽しみたい方
オデッセイ 連続焦点 ★★★★★ 多少あり 遠くから手元まで、より自然でスムーズなピント合わせを求める方
ビビティ EDOF(非回折型) ★★★ ほとんどなし 夜間の運転が多い方、コントラスト(鮮明さ)を重視する方
ピュアシー EDOF(非回折型) ★★★☆ ほとんどなし 自然な見え方を重視しつつ、ビビティより少し手元の強さを求める方

各レンズの詳しい特徴

1. パンオプティクス (PanOptix)

「世界中で最も選ばれている、3焦点のスタンダード」

遠・中・近の3箇所に明確なピントの山を作ります。特に40cm〜60cmの手元の視力が安定しているため、スマートフォンや読書の際、最もメガネなしで過ごせる可能性が高いレンズです。

2. オデッセイ (Odyssey)

「遠くから近くまで、隙間のない見え方を追求」

最新の技術により、ピントの「谷間」をなくし、遠くから手元まで連続的に見えるように設計されています。パンオプティクスに近い手元の強さを持ちながら、よりスムーズな視線移動が期待できるプレミアムなレンズです。

3. ビビティ (Vivity)

「単焦点に近い鮮明さと、夜間の安心感」

「非回折型」という特殊な構造により、多焦点特有の光の輪(ハロー・グレア)がほとんど出ないのが最大の特徴です。遠くの鮮明度は抜群で、夜間の運転も安心です。手元は少し弱めなので、細かい文字には薄い老眼鏡を併用する前提で、自然な質感を求める方に適しています。

4. ピュアシー (PureSee)

「自然な見え方と、実用的な手元の両立」

ビビティと同じく、光の輪を抑える設計の最新レンズです。ビビティの弱点だった「手元の見え方」を少し強化しており、日常生活(料理や買い物など)をより快適にこなせるバランスの取れた設計になっています。


結局、どれを選べばいいの?

最終的な決定は、検査結果に基づき医師と相談して行いますが、目安として以下の基準を参考にしてください。

  • 「とにかくメガネをかけたくない!スマホも裸眼で見たい」

    パンオプティクス または オデッセイ

  • 「夜の運転が必須。手元はたまにメガネを使ってもいいから、遠くを綺麗に見たい」

    ビビティ または ピュアシー

  • 「最新の技術で、できるだけ自然に、かつ近くも欲張りたい」

    オデッセイ または ピュアシー


患者様の目の状態(乱視の強さや網膜の状態など)によっては、適さないレンズがある場合もございます。まずは精密検査を行い、あなたの目に最適なライフプランを一緒に立てていきましょう。

霰粒腫と治療について

こんにちは、院長の岸本です。
今回は、霰粒腫の原因から治療法、そしてよく混同される「ものもらい(麦粒腫)」との違いについて分かりやすく解説します。


1. 霰粒腫(さんりゅうしゅ)とは?

まぶたの中にある、脂質を出す腺(マイボーム腺)が詰まり、そこに脂が溜まって「肉芽腫(にくげしゅ)」というしこりができる病気です。

主な症状

  • まぶたの腫れ、コロコロとしたしこり

  • 通常、痛みはほとんどありません

  • 炎症を起こすと、赤くなったり痛みが

  • 出たりすることがあります(化膿性霰粒腫)

「ものもらい(麦粒腫)」との違い

よく似ていますが、原因が異なります。

疾患名 原因 主な症状
霰粒腫 出口が詰まった「脂の塊」 痛みは少ない。硬いしこり。
麦粒腫(ものもらい) 細菌による「感染」 ズキズキ痛む。赤く腫れる。

2. 霰粒腫の治療法

症状の程度や、患者様のご希望に合わせて治療を選択します。

① 保存的療法(まずはここから)

しこりが小さい場合は、自然に吸収されることもあります。

  • 点眼・軟膏: ステロイド薬を用いて炎

  • 症を抑え、しこりを小さくします。

  • 温罨法(おんあんぽう): まぶたを温めることで、詰まった脂を溶かし、排出を促します。

② ステロイド注射

しこりが残る場合、しこりに直接ステロイド薬を注射して小さくする方法があります。手術を避けたい場合に検討されます。

③ 手術(切開による摘出)

しこりが大きかったり、長期間治らなかったりする場合は、手術で摘出します。

  • 内容: まぶたの裏側(あるいは表側)を数ミリ切開し、溜まった脂の袋を取り出します。

  • 時間: 10〜15分程度の日帰り手術です。

  • メリット: 最も確実な解決法で、視界の違和感や見た目の悩みも解消されます。


3. 日常生活で気をつけること

霰粒腫になりやすい方は、目元の清潔を保つ**「リッドハイジーン(眼瞼清拭)」**が効果的です。

  • まぶたを温める 市販のホットアイマスクなどで1日2回、5分程度温めるのがおすすめです。

  • アイメイクに注意 マイボーム腺の出口を塞がないよう、アイラインは粘膜ギリギリまで引かないようにしましょう。

  • しっかりクレンジング 目元専用の洗浄剤(アイシャンプーなど)を使うのも有効です。


まとめ

霰粒腫は良性の腫瘍ですので、急いで手術が必要なわけではありません。人により治るのに数日~数か月かかることもあります。しかし、大きくなると眼球を圧迫して視力に影響が出たり、見た目が気になったりすることもあります。

「これって霰粒腫かな?」と思ったら、まずは一度診察にお越しください。しこりの状態を確認し、最適な治療法を一緒に考えていきましょう。

ドライアイの根本治療、IPL(光治療)とは?

皆さま、こんにちは。きしもと眼科院長の岸本です。

「毎日、何度も目薬をさしているのに、すぐに目が乾く」 「夕方になると目がゴロゴロして、パソコン作業が辛い」

そんなお悩みはありませんか? 実は、ドライアイの方の約8割は、涙の成分である「油」が不足していること(マイボーム腺機能不全:MGD)が原因だと言われています。

今回は、そんな油不足のドライアイを根本から改善する最新治療 IPL治療 についてご紹介します。


■ IPL治療とは?

IPL(Intense Pulsed Light)とは、もともと美容皮膚科でシミや赤ら顔の治療に使われていた特殊な光エネルギーを、眼科用にカスタマイズした治療法です。

下まぶたの周囲に特殊な光を照射することで、ドライアイの大きな原因である「マイボーム腺(涙に油を出す出口)」の詰まりを解消します。

■ なぜIPLがドライアイに効くの?

IPL治療には、主に3つの効果が期待できます。

  1. 固まった油を溶かす: 光の熱エネルギーで、マイボーム腺に詰まった古い油を溶かし、質の良い油が出やすい状態に整えます。

  2. 炎症を抑える: まぶたの周りの異常な毛細血管を減少させ、ドライアイを悪化させる炎症を鎮めます。

  3. 細菌を減らす: まぶたの縁に潜む細菌(目ダニなど)を抑制し、マイボーム腺の環境を清潔に保ちます。

■ IPL治療のメリット

  • 目薬の回数が減らせる: 涙の質そのものが改善するため、頻繁な点眼から解放される方が多くいらっしゃいます。

  • 短時間で終わる: 施術時間は片目数分程度。ダウンタイムもほとんどなく、すぐにお帰りいただけます。

  • 効果が持続しやすい: 数回の施術を重ねることで、長期間にわたって症状の安定が見込めます。

■ こんな方におすすめです

  • 目薬をさしても、潤いが長持ちしない

  • コンタクトレンズをつけると目が乾いて痛い

  • まぶたが腫れやすい、またはものもらいができやすい

  • 夕方になると、目がかすんだり重くなったりする


受診・ご相談について

IPL治療は、自費診療(保険外診療)となりますが、これまでの点眼治療では満足のいく効果が得られなかった方にとって、非常に有効な選択肢となります。

まずは診察にて、あなたのドライアイが「油不足タイプ」かどうかを詳しく検査いたします。 長年ドライアイでお悩みの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

最新の多焦点眼内レンズ「PureSee(ピュアシー)」を導入いたしました

いつも当院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

当院では白内障手術の新しい選択肢として、最新の多焦点眼内レンズ「PureSee(ピュアシー)」を採用しております。

PureSeeとは

PureSeeは、従来の多焦点レンズの弱点を克服するために開発された、次世代の「焦点深度拡張型(EDOF)」レンズです。

  • 「ハロー・グレア」が極めて少ない 従来の多焦点レンズで課題だった、夜間の光の輪(ハロー)や眩しさ(グレア)が、単焦点レンズと同等レベルまで抑制されています。夜間の運転が多い方にも安心です。

  • 自然で連続的な視界 遠くから中間(手元の少し先)まで、視界のつなぎ目がなくスムーズに見えるのが特徴です。

  • コントラストが鮮明 光のロスを抑える設計により、色鮮やかでクッキリとした見え方を実現しています。

このような方におすすめです

  • 白内障手術後、できるだけメガネに頼りたくない方

  • 夜間の運転や外出が多い方

  • パソコン作業や料理など、中間距離を重視したい方

白内障手術は、一生に一度の大切な選択です。当院では、患者様お一人おひとりのライフスタイルに最適なレンズをご提案しております。最新のPureSeeにご興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

近視と遠視について

きしもと眼科の院長の岸本です。

「最近、手元が見えにくい気がする……」

「子どもの視力検査で『遠視』と言われたけれど、どういうこと?」

日常生活でよく耳にする「近視」「遠視」。なんとなく分かっているつもりでも、実はその仕組みや違いについては詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、目の中で何が起きているのか、それぞれの特徴と対策について、専門用語を抑えて分かりやすくお伝えします。


1. まずは「正視(せいし)」を知ろう

目はよくカメラに例えられます。外から入ってきた光は、レンズ(角膜や水晶体)で屈折し、目の奥にある「網膜(もうまく)」というフィルムの上でピントが合います。

このピントがぴったり合っている状態を「正視」と呼びます。

2. 「近視(きんし)」:近くは見えるが、遠くがボヤける

現代人に最も多いのがこのタイプです。

  • 仕組み: ピントが網膜よりも**「手前」**で結ばれてしまう状態です。

  • 主な原因: 眼球の奥行きが長すぎることや、レンズの屈折力が強すぎることが原因です。

  • 見え方の特徴:

    • 近くのものはハッキリ見える。

    • 遠くの看板や黒板の字がボヤけて見える。

    • 目を細めると少し見えやすくなる。

3. 「遠視(えんし)」:遠くも近くも「ピント調節」が必要

よく「遠くがよく見えるのが遠視」と誤解されがちですが、実は少し違います。

  • 仕組み: ピントが網膜よりも**「後ろ」**で結ばれてしまう状態です。

  • 主な原因: 眼球の奥行きが短すぎることや、レンズの屈折力が弱いことが原因です。

  • 見え方の特徴:

    • 遠くを見るときも、近くを見るときも、常に自分の力でピントを合わせる(調節する)必要があります。

    • 「どこを見るにも体力を使い、目が疲れやすい」のが最大の特徴です。

    • お子様の場合、見えにくさを自覚せず、集中力の欠如や落ち着きのなさとして現れることもあります。


近視と遠視の比較まとめ

特徴 近視(Nearsightedness) 遠視(Farsightedness)
ピントの位置 網膜より手前 網膜より後ろ
得意なこと 読書やスマホなど、近くを見ること (軽い場合)遠くを見ること
苦手なこと 運転やスポーツなど、遠くを見ること 近くをじっと見ること・長時間の作業
よくある症状 遠くがボヤける 目が疲れやすい、肩こり、頭痛

4. 放置するとどうなる?

「見えにくいけれど、生活できているから大丈夫」と放置するのは禁物です。

  • お子様の場合: 適切な時期にメガネなどで矯正しないと、視機能が十分に発達せず「弱視(じゃくし)」の原因になることがあります。

  • 大人の場合: 無理にピントを合わせようとして眼精疲労が蓄積し、頭痛や肩こり、ひどい時には吐き気を引き起こすこともあります。

5. 快適な視生活のために

近視も遠視も、メガネやコンタクトレンズで適切に矯正することが大切です。また、最近では近視の進行を抑える治療も広がっています。

「最近、目が疲れやすくなったかも?」「子どもの視力が心配……」と感じたら、まずは一度、眼科での詳しい検査をおすすめします。


当院では、お一人おひとりのライフスタイルに合わせた最適な見え方をご提案しています。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

超広角眼底カメラを導入しました。

こんにちは、きしもと眼科院長の岸本です。

当院ではこの度、患者様の目の健康をより詳しく、かつ快適に守るために、最新鋭の広角眼底カメラ「EIDON(エイドン)」を導入いたしました。

本日は、この新しい機器が従来の検査とどう違うのか、患者様にどのようなメリットがあるのかをご紹介します。

眼底カメラとは?

まず、「眼底(がんてい)」とは目の奥にある網膜や視神経のことです。眼底カメラは、ここを撮影して、緑内障や糖尿病網膜症、加齢黄斑変性などの病気がないかを調べるための重要な検査機器です。

「EIDON(エイドン)」のすごいところ

今回導入した「EIDON」は、従来の眼底カメラとは一線を画す、次世代の技術が搭載されています。

1. 目の奥を「広く」撮影できる

従来の一般的な眼底カメラでは、目の奥の狭い範囲(画角約45度)しか一度に撮影できませんでした。しかし、EIDONは一度の撮影でより広い範囲(広角)を映し出すことができます。 これにより、これまでは見逃されがちだった網膜の周辺部にある病変(出血や裂け目など)も発見しやすくなりました。

2. 「見たまま」のリアルな色彩(True Color)

従来の広角カメラの多くは、レーザーを使用した擬似的な色合いの画像でしたが、EIDONは白色LEDを使用しています。これにより、実際の眼底の色(True Color)をそのまま鮮明に再現できます。 微妙な色の変化が診断の決め手となることも多いため、この「自然な色」での記録は非常に重要です。

3. 白内障があってもキレイに撮れる

「共焦点(きょうしょうてん)技術」という特殊なスキャン方式を採用しているため、もし患者様に白内障(水晶体の濁り)があっても、その奥にある網膜を鮮明に撮影することが可能です。

4. 患者様の負担が少ない

  • まぶしくない: 撮影時のフラッシュが柔らかいため、従来機に比べて「まぶしさ」が大幅に軽減されています。

  • 散瞳(さんどう)なしでも撮影可能: 瞳孔を開く目薬(散瞳薬)を使わなくても、暗い場所で自然に瞳孔が開いた状態を利用して、広い範囲を鮮明に撮影できます。

どんな病気の発見に役立つの?

特に以下の疾患の早期発見・経過観察に威力を発揮します。

  • 糖尿病網膜症: 網膜の端の方から出血などの異常が出ることがあります。

  • 緑内障: 視神経の状態を詳細に記録できます。

  • 加齢黄斑変性: 網膜の中心部の異常を鮮明に捉えます。

  • 網膜剥離・網膜裂孔: 周辺部の網膜の裂け目などの発見に役立ちます。

検査をご希望の方へ

「EIDON」を使用することで、瞳孔を開く目薬(散瞳剤)を使用せずに詳細な検査ができるケースが増えました。 これにより、「検査後に目がぼやけて車の運転ができない」「仕事に戻りにくい」といった患者様の時間的・身体的負担を減らすことが期待できます。

※ただし、病状や目の状態によっては、従来通り散瞳薬を使用した精密検査が必要な場合もございます。詳しくは診察時に医師にご相談ください。

当院では、今後も最新の医療機器を積極的に取り入れ、皆様の「見える喜び」を守るお手伝いをしてまいります。目のことで気になることがあれば、お気軽にご来院ください。

 

リジュセアミニの取り扱いを開始しました。

当院では、4月末よりリジュセアミニの取り扱いを開始しております。

以前より当院では近視進行抑制としてマイオピン点眼の取り扱いがありましたが、マイオピンはシンガポールより個人輸入にて販売していたのですが、2025年4月より参天製薬より販売となりました。

リジュセアミニ点眼液とは?—日本初の近視進行抑制薬

近視の進行を抑えるための新たな選択肢として登場した「リジュセアミニ点眼液」。これは、日本で初めて承認された近視進行抑制薬であり、特に成長期の子どもたちの視力を守るために開発されました。

リジュセアミニの特徴

  • 主成分:アトロピン硫酸塩水和物(0.025%)
  • 作用:眼軸長の伸びを抑制し、近視の進行を遅らせる
  • 使用方法:1日1回、就寝前に点眼
  • 安全性:防腐剤を含まない一回使い切りタイプで、小児にも安心

近視進行抑制の重要性

近視は単なる視力低下ではなく、進行すると網膜剥離や緑内障などの合併症リスクが高まることが知られています。特に学童期に進行しやすいため、早期の対策が求められています。

リジュセアミニの効果

国内で行われた臨床試験では、24ヵ月間の使用により、近視の進行を有意に抑制することが確認されました。また、3年間にわたり効果が持続することも示されています。

まとめ

リジュセアミニ点眼液は、近視の進行を抑えるための画期的な治療法として注目されています。特に成長期の子どもたちの視力を守るために、早めの対策が重要です。近視の進行を抑えたい方は、相談の上、適切な治療を検討してみてはいかがでしょうか?

しばらくは、マイオピン点眼との併売になりますが、マイオピンがなくなり次第リジュセアミニに変更していく方向となりますのでよろしくお願いします。

 

オアシスマックスの取り扱いを始めました。

当院では非常に多くのソフトコンタクトレンズの取り扱いをしております。

今回、いち早く新しいJ&Jのコンタクトレンズ、アキュビューオアシスマックスの取り扱いを開始しました。
使い捨ての1dayタイプのソフトコンタクトレンズとなりますが、アキュビューシリーズ史上最高の快適性とうるおいが特徴のレンズとなります。

今までは、アキュビューオアシスというレンズがアキュビューシリーズの中では一番よく十分に1日快適に使えるレンズでしたが、保湿成分が変わることにより涙液の快適性、HEVフィルターにより光のノイズをカットすることで夜間のまぶしさもカットできます。

実際につけてみた感想ですが(当院で取り扱いのレンズは全て試しております)、非常に快適で丸1日使用してもPC作業が非常に捗り、ドライアイの私でも乾燥なく使用できました。

ただし、プレミアムレンズなだけあって非常に値段が高いです。
通常のオアシスでも十分な方はオアシスで、PC作業が多くドライアイが非常に強い方には非常にいいと思います。UVカットもついております。
通常の1dayタイプと遠近のタイプと2種類ございます。

ぜひ、お試ししたい方は来院し実際に試して下さい。

 

 

 

多焦点眼内レンズ(ビビティ)について

当院では現在、さまざまな老眼矯正多焦点眼内レンズの取り扱いをしておりますが
本年度より眼内レンズのトップシェアのalconの最新眼内レンズ Clareon Vivity(クラレオン ビビティ)の取り扱いを始めました。

従来の多焦点眼内レンズ特有のデメリットを最小限に抑え、単焦点眼内レンズのメリットを持ち合わせている眼内レンズです。

ビビティの特徴
1.単焦点レンズと同等のコントラスト感度を有するため
2.多焦点眼内レンズの特有の副作用である ハロー、グレアといった症状がほぼないため視界が良好である
3.遠方、中間視力、実用的な近方視力がでる(ほぼ裸眼で生活ができる)

といった従来の多焦点レンズのデメリットを極力減らしたレンズとなります。

ここの部分は、多焦点眼内レンズを入れた方に多い副作用ですので注意です。
通常の多焦点レンズを入れた場合、暗くなったときに車のヘッドライトを見たときにまぶしく光の周りにリング状のものが見えるようになったといわれることがあります。

ただし、ビビティに関してはこの副作用がほぼないといわれており夜間の運転にも支障がないといったメリットがあります。

 

 

以前は適応外であった緑内障や黄斑部の疾患がある病気に対しても手術が可能となりました。
よって多焦点レンズが希望でしたが、病気のため単焦点レンズしか無理という状況ではなくなったのが非常にありがたいです。
ただし、もとの病気が治せるわけではないので例えば緑内障によって視野が欠けていた場合それは残るので視力が思った以上に出ない場合もあります。

ビビティのデメリット

いいとこづくめのレンズに思えますが、デメリットもないわけではなく、他の3焦点眼内レンズと比べて、近くの見え方がやや弱くなるため状況に応じて老眼鏡が必要となる場合があります。
カタログ上では40cm の近方においては他の3焦点レンズは1.0出ているのに対し、0.6程度となり若干距離を離してみるか老眼鏡を要する場合があります。

その点では普段から細かい作業が多く本、新聞などを裸眼で見たいという方は3焦点レンズの方がおすすめとなります。
ただし、生活に必要なある程度の生活するうえでは眼鏡がなくても支障はないと思います。

現在のところ、乱視対応のレンズはまだありませんので強い乱視がある方はお勧めできません。
メリット、デメリットを知ったうえで失敗のないように選んでいただくことをお勧めします。

当院では日本国内で使用できる多焦点レンズをとりそろえておりますが、種類が多い分、非常に選ぶのが困難になってきております。

もちろん、以前からある単焦点レンズの方が良い場合もありますので、もし希望される場合は相談の上で個々にあった眼内レンズをお勧めさせていただきます。

 

近視進行抑制薬マイオピン点眼の取り扱いについて

ご覧いただきましてありがとうございます。
マイオピンという点眼薬をご存じでしょうか?

これは小児期の近視の進行を軽減させることを目的に配合された点眼薬としてSingapole National Eye Centreの研究に基づいて開発されております。
低濃度のアトロピンは近視の進行を遅らせるという点で統計的にも臨床的にも有意義な効果が確認されている治療法の1つです。近視の進行を平均60%軽減させる点眼薬といわれております。

当院では従来マイオピン点眼0.01%の取扱いをしておりましたが
今月より0.025%のみに変更させていただきました。

 

従来の0.01%と比較したグラフにおいては0.01%より0.025%においてより強い近視抑制効果がでておりかつ0.05%ほどではないにしろ副作用が少ないという報告があります。
当院でも多くの方が使用されていますが現在のところ副作用などは聞いておりません。

現状市販されているものが0.01%と0.025%となりますがより近視進行を抑える意味で、今後はこちらのみ当院では処方させていただきます。

https://www.myopine-eyelens.sg/