目に関することでお悩みなら、お気軽にご相談ください

ドライアイ・結膜炎・ものもらい・花粉症・霰粒腫・麦粒腫・弱視・斜視・遠視・近視・眼精疲労・眼鏡/コンタクトレンズ処方などの診療を行います。今までの経験を生かし、皆様の眼の健康を保つ為、スタッフ一丸となって考えていく医院を目指しています。 質の高い医療サービスの提供に努力し、地域医療に貢献したいと考えております。 眼の疾患のことで、気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

当院で行う主な検査方法

1分程度

屈折検査

眼の屈折値(遠視・近視・乱視の度数)および角膜の形状を検査します。

数秒程度

眼圧検査

目に空気を当てることにより、目の硬さ(眼圧)を検査します。多少の違和感はありますが痛みはないのでご安心ください。緑内障などの疾患のスクリーニングが可能です。

5~10分程度

視力検査

近くと遠くがどのぐらい見えるのか、基本的な視力の検査を行います。NIDEK社の液晶型視力計を採用しています。

1分程度

診察(細隙灯顕微鏡検査)

診察室の顕微鏡です。ここで目の診察をさせていただき必要に応じて専門的な検査をいたします。

1分程度

角膜内皮細胞検査

角膜の一番内側にある内皮細胞の数や、大きさ・形を調べる検査です。 手術前やコンタクトの長期装用者向けの検査です。

1分程度

角膜形状解析

角膜の全体の形状を測定します。手術前後やコンタクトレンズの処方時の検査です。

1分程度

アレルギー検査(イムノキャップラピッド)

通常の採血にてアレルギー検査をすることができるのですが小さなお子さまでも利用できる検査がないかということで導入しました。アレルギー抗原を知ることにより、それを除去、回避することが可能であればアレルギーを抑えることができます。約20分で結果が出て、同時に8つのアレルゲン(スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、ヤケヒョウダニ、シラカバ、ネコ、イヌ)を検査することができます。

  1. 指先に針をさして採血を行います。
  2. 血液を適下し5分待ちます。
  3. 展開液を注入して15分待ちます。
  4. 結果を確認し治療方法を説明します。

※保険適応となりますので興味がある方はお尋ねください。

20分で結果がわかるアレルギー検査

様々な専門治療を行っております

こんな症状でお困りなら、ご来院ください

白内障、緑内障、加齢黄斑変性症、結膜炎、アレルギー結膜炎など、今までの経験を生かし、皆様の眼の健康を保つ為、スタッフ一丸となって考えていく医院を目指しています。 質の高い医療サービスの提供に努力し、地域医療に貢献したいと考えております。 眼の疾患のことで、気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

目がかゆい

想定される診断
アレルギー性結膜炎 / 花粉症 / 麦粒腫 / 感染性結膜炎

眼のかゆみにもいろいろな原因があります。 アレルギー性結膜炎という体質的なもので、アレルギー反応により目の充血や痒みが起こる病気です。日本人の約20%が有すると推定されております。花粉症のような「季節性アレルギー性結膜炎」、ダニやハウスダストなど1年を通して存在するものが原因となる「通年性アレルギー性結膜炎」などがあります。原因がはっきりしている場合には、アレルギーの原因であるアレルゲンを遠ざけてやるなどの工夫をすることで症状を軽減させてやることも可能です。

そのため、症状が強くなかなか改善しない場合、アレルギー検査(イムノキャップラピッド)、血液検査にて抗原を特定することが必要です。 治療に関しては、点眼などによる薬物療法が中心となります。まずは抗アレルギー薬を使用し、それでも不十分な場合にはステロイド点眼を使用し症状を改善させることができます。 また麦粒種といって「ものもらい」の初期症状としてまぶたに痒みが出る場合もあります。

視界がかすむ

想定される診断
白内障 / 老眼 / ドライアイ / 緑内障 / ぶどう膜炎 など

最近、若い方でも長時間休みなくスマートフォンに集中したり、仕事でパソコン作業をすることで、目を酷使し続ける傾向にあります。その結果、調節力が一時的に低下して視界がかすんでみえることがあります。そういった場合は、1時間に5分程度休息する、 遠方距離を見るなど、目を休めることで、ある程度防ぐことが可能です。

その他、老化が原因のピント調節機能の低下による老眼、白内障、ドライアイ、緑内障、ぶどう膜炎による目のかすみの可能性もありますのでご相談ください。

目が赤い

想定される診断
球血膜下出血 / アレルギー性結膜炎 / 細菌性結膜炎 / 流行性角結膜炎 など

眼の赤みの原因として大きく2つに分類されます。 白目全体が出血したような赤みがあるタイプ、もしくは細い血管が拡張しているタイプがあります。

前者の場合、程度がひどい方になれば白目の部分(結膜)が全周真っ赤になることがあります。結膜にある小さな血管が破れて、結膜の下に出血が溜まっているためこのようになります。 原因は眼をこすったりするなどの刺激による場合、また、高血圧、抗凝固剤を飲まれている場合などがありますが、実際は不明な場合が多いです。

見た目は非常に派手であり、びっくりされて来院されることが多いのですが、緊急性はなく、また目の中に出血が入り込むことはないので、視力低につながる配はありません。 見える範囲が狭くなる症状がありましたら、すぐに来院されることを強くお勧めします。

目が充血する

想定される診断
アレルギー性結膜炎 / 細菌性結膜炎 / 流行性角結膜炎 / ドライアイ など

充血とは、白目の表面の結膜という部分にある細い血管が拡張することにより、白目の部分が赤くみえる症状です。

例えば目にゴミが入った場合、眼を強くこすった後、プールで泳いだ後、屋外で長時間紫外線を浴びた場合、長時間のスマートフォンの使用、パソコン作業にて眼を酷使した場合、寝不足による場合、など原因はいろいろ考えられます。放置しておいても自然に改善してくる場合も多いです。

ただ上記による目の充血の場合でも、放置しておいた際、悪化してくる場合もありますので、やはり鑑別のための診察は必要です。 特に、「流行性角結膜炎」の場合、非常に感染力が強いため、放っておけば家族間、仕事場で蔓延してしまう可能性がありますので注意が必要となります。特に、朝、目が開けられないほどの眼脂が出る場合は要注意です。

目が渇く

想定される診断
ドライアイ

眼の渇きを感じる原因にはいろんな原因がありますが、季節性によるもの(湿度が低いなど)、エアコン使用を使用している場合、長時間のパソコンの使用、スマートフォンの使用などでまばたきの回数が減っている場合、コンタクトを使用している場合などがあります。これらは生活の改善により改善させることが可能ですが、ドライアイという涙の病気があります。

涙の量が減少すること、もしくは涙液の成分の変化によって結膜や角膜の表面が乾燥し、いわゆる“目の肌荒れ”を起こしている状態と考えていただいたらよいかと思います。目が疲れる、眼の違和感、目のゴロゴロ感、目がショボショボする、目が重い、といった症状から、重症化すれば目の痛みだけでなく肩こり、頭痛などの全身症状に進行することがあり治療が必要となってきます。

一般的に軽いドライアイの場合は、少なくなった涙を補充する目的で、人口涙液や潤いを保つための成分を含む点眼などを使います。また比較的重症の場合には涙の通り道である上下の涙点にシリコン製の小さなプラグを差し込むことにより涙液を一定に保つ、といった治療があります。

見える範囲が狭くなる、欠ける

想定される診断
網膜剥離 / 緑内障

症状だけでは区別するのが難しいのですが、突然視界の中に黒い「すす」のようなものが増えた後に視野がかけてきた場合、『網膜剥離』が原因のことがあります。近眼が強い人、アトピーがある方、年齢的には20歳代と50歳代以降に多いことが分かっています。中高年の場合、加齢性の変化により目の中のゼリー状の物質である硝子体が変化することにより、網膜に穴が開いてしまい、その結果、網膜がはがれてきてしまいます。

放置しておけば失明に至ることがあり、緊急性を要する疾患となりますので、症状がありました場合すぐに来院いただきますことを強くお勧めします。症状が出始めた時期で、網膜に穴が開いているがまだ網膜剥離になっていなければ、レーザー網膜凝固術にて症状を食い止めることが可能です。ただ時間が経過し、網膜剥離になってしまった場合、手術加療が必要となります。

同じく視野が欠けてくる病気の代表として『緑内障』があります。名前は白内障と似ているのですが全く別の病気となります。日本人の40歳以上の20人に1人がかかる病気で、失明原因の上位にあたる目の病気です。眼の奥にある視神経という目から脳に目で得られた情報を伝える伝達路が障害を受けることにより、見える範囲が徐々に狭くなっていく病気です。ただ普段は両眼で見ているため、病気があるにもかかわらず症状に気が付かない場合が多いので、視野が狭くなって来院された場合、すでに緑内障の末期となっており治療に苦慮することが多いです。一度視神経がやられてしまった場合、現在の医療においては改善させることは難しいため、40歳以上になれば年に1度は眼科を受診され眼底検査を受けられることをおすすめします。

治療法に関しては大きく「薬物療法」、「レーザー治療」などの方法があります。いずれも眼圧といって目の硬さ、圧力を下げることにより視神経にかかる負担を減らすことにより症状の悪化を抑制させる治療です。どの治療法を選ぶかは緑内障のタイプや進行程度によります。 ただ完治する病気ではありませんので一旦、『緑内障』と診断された場合、眼圧が落ち着いているか、視野の変化が進行していかないかどうかを定期的に見ていく必要がありますので一生涯、定期的に診察が必要となってきます。

≫緑内障治療

ものが歪んで見える

想定される診断
加齢黄斑変性症 / 中心性漿液性網脈絡膜症 / 黄斑前膜 / 糖尿病網膜症など

ものが歪んで見える、専門用語で「変視症」という症状ですが、格子状のものを見た際にゆがみを感じる、中心部が暗くぼけて見える、物が小さく見えるといった症状です。 網膜というのは、カメラの「フィルム」にあたる部分であり、映像が映し出される部分です。上記の疾患の場合、いずれも黄斑部(網膜の中心部)が障害を受けることにより、変視症の症状が出現します。 最近、よく言われている加齢黄斑変性症というのは、高齢化を背景に患者数が増加傾向にあり中途失明原因の上位をしめています。網膜の下の層である“脈絡膜”という血管が豊富な層より、新生血管が出現し、かつ新生血管は弱くすぐに出血してしまう為に、詳しい診断の上で早期の治療開始が望まれます。

治療方法として病変部が網膜の中心部を外れている場合、レーザー光により新生血管を直接凝固してやることが可能です。また病変が黄斑部の近くにある場合は、最近注目されている方法として、目の中に直接、新生血管を押さえる薬物(抗VEGF薬)を投与することにより、症状を改善させることができます。

≫抗VEGF(抗血管新生薬)療法

まぶたが腫れる

想定される診断
麦粒腫 / 霰粒腫 / バセドウ病など

まぶたが突然腫れて痛みがある場合、「ものもらい」、専門用語で麦粒腫を考えます。麦粒腫とはまぶたにある分泌腺に生じた細菌感染による急性の炎症によるものです。霰粒腫とはまぶたにある脂線が炎症により閉塞し脂肪成分に対する異物反応として生じた肉芽腫です。

いずれも治療法として、炎症を伴う場合には抗菌薬と炎症目的にステロイド点眼などを投与します。しかし、その後硬結が残る場合もありますのでその際は手術的に摘出します。 また、バセドウ病という甲状腺機能が亢進する病気もあります。甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることにより、眼球が突出、複視(ものが2重に見える)、まぶた腫れるなどの症状をきたすことがあります。

ものが2重にみえる

想定される診断
乱視 / 白内障 / 眼位異常 / 眼球運動障害

ものが2重に見える原因としては大きく2つに分類されます。片目で見て2重に見える場合、両目で見たときに2重に見える場合があります。 片目で見て2重に見える場合は乱視、老眼、眼精疲労、ドライアイによるピントのぼけによる場合、白内障によるものがあります。 乱視によるものの場合は円柱レンズにより矯正することができます。

両目で見たときに2重に見える場合は目の位置がずれていることによるものや、脳から目に至る神経障害による眼球運動障害によるものが考えられます。 脳梗塞、脳出血による緊急性を伴うこともありますので早めの診察をお勧めします。

暗いところで見えにくい

想定される診断
縮瞳 / 白内障 / 網膜色素変性症 / ビタミンA欠乏症

瞳孔が加齢、外傷などより縮瞳してしまうことにより、通常は暗い場所においては瞳孔がより開大するのですが、それができないために暗い場所が見づらくなることがあります。他に白内障によるもの、網膜の細胞が変性していく網膜色素変性症という難病、ビタミンA不足による場合もあります。

目が痛い

想定される診断
緊張性頭痛 / 急性緑内障発作 / 麦粒腫 

目の痛みといっても「目の表面の痛み」と「目の奥の痛み」の2通りに分類されます。 「目の表面の痛み」の場合、異物感、ヒリヒリ感、さすような痛みがします。原因はドライアイや逆まつげ、異物混入によることが多いです。 一方、「目の奥の痛み」の場合は目の奥からの重い鈍痛を感じます。 目の奥から頭にかけての痛みがある場合、緊張性頭痛の可能性があります。目を酷使することや、身体的ストレス、精神的ストレスにより肩から首にかけての筋肉が収縮し、こった状態になり頭痛、眼痛を誘発する状態です。ゆっくりお風呂につかったり首や肩をマッサージしたり軽い運動を習慣化してやることが予防になります。

また、突然の眼の急激な痛み、頭痛、吐き気、充血をきたす緊急疾患として急性緑内障発作という病気もあります。遠視で高齢の女性に比較的多いといわれています。急激に眼圧が上昇することにより、上記の症状をきたします。高眼圧を放っておけば、数日で失明にいたることもあり、すぐに眼圧を下げるためのレーザー治療、もしくは早期に白内障手術をすることにより眼圧の上昇を防ぐ治療が必要になります。

涙が出る

想定される診断
ドライアイ / 睫毛内反症 / 結膜弛緩症 / 鼻涙管閉塞症

流涙症は大きく原因が二つあります。一つはドライアイ、逆まつげや異物による刺激にて流涙が起こる反射性流涙と、涙の量は正常ですが、涙の通り道である鼻涙管が閉塞することにより起こる器質的流涙があります。大人の鼻涙管閉塞の原因としては、主に加齢性の変化によって起こりますが、蓄膿症、アレルギー性鼻炎などの鼻の病気により起こることもあります。