ドライアイの新しい治療について(IPL治療)

👁 ドライアイ・IPL治療について

「目が乾く」「ゴロゴロする」「目薬をさしても改善しない」
そのドライアイ、脂が足りないタイプかもしれません

きしもと眼科 院長 岸本隼人

こんにちは、きしもと眼科の院長・岸本隼人です。

「目薬を毎日さしているのに目が乾く」「コンタクトレンズが長時間つけられない」「目がごろごろして不快」――そのようなお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃいます。実は、こうしたドライアイの症状の86%は「脂が足りないタイプ」であることが最新の研究でわかっています。このタイプには点眼治療だけでは改善しないことが多く、当院では根治的な治療としてIPL治療(M22)を提供しています。

86%
ドライアイのうち
脂が足りないタイプ
81%
IPL治療後に
自覚症状が改善
唯一
世界で唯一の
根治的ドライアイ治療

🔍 ドライアイとはどんな病気?

涙の量が減ったり、涙の質が変化することで目の表面が乾燥し、さまざまな不快症状が起こる病気です。現代ではスマートフォンやパソコンの普及により、非常に多くの方が悩まれています。涙は水分・油分・ムチン層の3層構造からなっており、このバランスが崩れることでドライアイが生じます。

涙液分泌減少型

涙の量自体が少ないタイプ。シェーグレン症候群などが原因になることも。点眼治療が中心です。

蒸発亢進型(MGD)86%はこちら

涙の油分が不足して涙が蒸発しやすくなるタイプ。マイボーム腺の詰まりが主な原因で、点眼だけでは改善しにくいです。

⚠️ こんな症状はありませんか?

  • 寝起きに目がしょぼしょぼする
  • コンタクトレンズが長時間つけられない
  • パソコン・スマートフォンの使用後に目が疲れる
  • 目薬をまめにさしても乾きを感じる
  • 目がごろごろする・目やにが出る(眼異物感)
  • まぶたが熱い(眼灼熱感)・目が痛い・目が疲れる
  • 涙が出る(流涙感)
  • 眼の手術後に違和感が続く
⚠️ ドライアイを放置すると、目の表面に傷がつき、視力低下・肩こり・頭痛などの全身症状にも発展することがあります。早めのご受診をおすすめします。

🔬 MGD(マイボーム腺機能不全)とは?

まぶたの裏側にはマイボーム腺という器官があり、涙の油分を分泌しています。涙は99%の水分と1%の脂からなっており、まつげの生え際にあるマイボーム腺の開口部が細菌感染などによって詰まると、油のバランスが崩れて目が乾きやすくなります。これをマイボーム腺機能不全(MGD)といいます。

💡 マイボーム腺が一度詰まってしまうと、日常のケアだけでは元に戻すことが難しくなります。また、機能低下が続くとマイボーム腺自体が萎縮・脱落してしまい、回復が困難になることがあります。早期の治療が重要です。

💊 一般的なドライアイ治療

  • 点眼治療:人工涙液・ヒアルロン酸点眼・ムチン分泌促進薬など
  • 涙点プラグ:涙の出口を塞いで涙を目の表面に留める治療
  • 温罨法(おんあんぽう):温かいタオルでまぶたを温め、マイボーム腺の詰まりを溶かす
  • 眼瞼清拭(がんけんせいしき):まぶたの縁をきれいにするケア

しかし、これらの治療は症状の緩和が中心で、MGDの根本的な改善には限界があります。そこで注目されているのがIPL治療です。

✨ IPL治療(M22)とは?

当院では、ルミナス社製「M22 IPL」を導入しています。兵庫県内でもM22によるドライアイ治療が受けられる施設はまだ少なく、近隣では初めての導入となります。

IPL(Intense Pulsed Light)は特殊な波長の光を照射する治療で、マイボーム腺の詰まりを解消し、炎症を改善・油層を正常化することでドライアイ症状を改善します。継続が必要な点眼治療とは異なり、世界で唯一の根治的なドライアイ治療として国内外の学会や論文で効果が続々と報告されています。

+91.3%
涙の安定性が改善
−32.2%
目の炎症が改善
81%
自覚症状が改善
マイボーム腺の
詰まりが改善

🏥 施術の流れ

STEP 1 カウンセリング・検査
IPL治療が適しているかどうか診察・検査で確認します。適応がある場合、治療について詳しく説明し、同意書をいただいたうえで予約を取ります。
STEP 2 治療の準備
当日はメイクをせずに来院ください。目の周りのうぶ毛は剃ってご来院ください(うぶ毛が焼けることがあります)。眼球保護のためのアイプロテクトを装着し、照射部位に専用ジェルを塗布します。
STEP 3 IPL照射
両こめかみ・両ほほ・鼻に合計約26ショットを照射します。照射時に輪ゴムではじかれたような軽い刺激を感じることがありますが、通常麻酔なしで行えます。
STEP 4 治療終了・帰宅
ジェルをふき取り終了です。治療後は日焼け止めを塗ってからお帰りください(持参をお願いします)。当日より洗顔・メイク・入浴は通常通り行っていただけます。

💴 治療費について(自由診療)

1回(検査代含む) 12,000円(税込)
4回セット(検査代含む) 40,000円(税込)
⚠️ 本治療は自由診療のため、健康保険と同日の混合診療を行うことができません。本治療と関係のない点眼処方や検査は別日での診察となりますのでご了承ください。

✅ IPL治療が向いている方

  • 点眼治療を続けているのに改善しないドライアイの方
  • コンタクトレンズが長時間使えなくなってきた方
  • 寝起きに目がしょぼしょぼ・ごろごろする方
  • まぶたが重い・目が疲れやすい方
  • 根本的な治療を希望される方(毎日の点眼が負担な方)
  • 白内障・屈折矯正手術後にドライアイが気になる方
💡 IPL治療は脂が足りないタイプ(MGD)のドライアイに有効です。涙の量が少ない「涙液分泌減少型」のドライアイには効果が限られます。まずは診察で原因のタイプを確認します。

❓ よくあるご質問

Q. 何回くらい受ければよいですか?
A. 3〜4週間おきに4回以上施行すると効果が高いといわれています。ただしドライアイの程度・罹病期間によって異なり、回数制限はありません。8回目で効果が出た方もいらっしゃいます。
Q. 痛みはありますか?
A. 照射時に輪ゴムで軽くはじかれたような痛み刺激を感じることがありますが、通常耐えられないような痛みではありませんので麻酔なしで行います。
Q. 副作用はありますか?
A. 機械の設定の基準値を守って施術すれば副作用はありません。治療後に照射部位に赤みが出ることがありますが通常数時間で改善します。治療後2週間程度は紫外線を避け、外出時は日焼け止めをお使いください。
Q. 当日メイクはできますか?
A. 施術当日はメイクをせずにご来院ください。目の周りのうぶ毛も剃ってからお越しください。治療終了後はメイク・洗顔・入浴とも通常通り行っていただけます。
Q. 目に直接光が当たりますか?
A. 治療中はアイプロテクト(眼球保護具)を両眼に装着するため、眼球に光が当たることはありません。安全に施術を受けていただけます。

✉️ 院長からひとこと

きしもと眼科 院長 岸本隼人

「ドライアイは目薬をさし続けるしかない」と諦めていませんか?当院では兵庫県内でもいち早くM22 IPLを導入し、多くの患者様のドライアイ改善をサポートしてきました。点眼を毎日続けても改善しない方、コンタクトレンズが使いづらくなってきた方、ぜひ一度ご相談ください。原因のタイプをしっかり診断したうえで、最適な治療法をご提案します。

本記事は患者様への情報提供を目的としたものです。治療の適応については個人差があります。診察・検査のうえ医師の判断のもとで治療方針を決定いたします。IPL治療は自由診療(保険適用外)です。価格・診療内容は予告なく変更する場合があります。

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