夕方になると目が重い、画面を見ているとしょぼしょぼする──こうした不調に、ドライアイが関わっていることがあります。
涙の量が減ったり、涙が目の表面にうまく広がらなくなったりすると、乾き・ゴロゴロ感・目の開けにくさ・かすみが出ます。乾いた感じがなく、疲れや見えにくさが主な症状になることもあります。
- 強く痛む、ひどく充血する、光がとてもまぶしい
- 急に視力が落ちた
すぐに眼科または救急外来を受診してください。
- 片目だけ急に悪化した
- コンタクトレンズ使用中に痛み・充血が出た
レンズを外し、当日中に眼科を受診してください。
- 乾きや違和感を繰り返す
- 目薬を使っても改善しない
軽い症状でも、早めに眼科で相談しましょう。
涙の働きが変わる理由
涙の量だけでなく、蒸発しやすさやまぶたの状態も関わります。
乾燥の刺激に反応して涙が増えることもあるため、涙がよく出る方にもドライアイはみられます。
当院で行う検査
症状の聞き取りと視力検査
つらくなる時間帯や作業環境を伺い、見え方への影響を確かめます。

目の表面とまぶたの診察
角膜や結膜を拡大して観察します。目の表面を染めて傷を調べる検査や、まぶたの縁の確認も行います。

涙の膜が保たれる時間の検査
まばたきの後、涙の膜がどのくらい保たれるか(涙液層破壊時間)を測ります。
涙が出る量の検査必要に応じて
細い検査紙などで涙の量を測ります。口の乾きなど目以外の症状があれば、追加の検査を検討します。
原因に合わせた治療
涙を補い、目の表面を整えます
涙を補う人工涙液や、涙の膜を安定させる処方の目薬などを使います。使う回数や、コンタクトレンズを着けたまま使えるかは製品によって異なります。
まぶたのケアや、涙を保つ治療も
原因に応じてまぶたのケアを行い、作業環境も見直します。点眼で十分に改善しない場合は、涙の出口に小さな栓をする「涙点プラグ」などを検討します。
当院では、まぶたの油分が不足するタイプのドライアイに対して、光を当てて改善を図るIPL治療(M22)も行っています。
自宅でのケア
おすすめのこと
- 画面から目を離して休憩し、まぶたを閉じ切るようにゆっくりまばたきする
- 空調の風が顔に直接当たらないようにし、室内が乾燥しすぎないようにする
- コンタクトレンズで乾く日は装用時間を短くし、眼鏡に替える
避けてほしいこと
- 目を強くこする。目薬の回数を自己判断で増やし続ける
- 乾きの原因と思う飲み薬を相談せずにやめる
- 痛みを我慢してコンタクトレンズを使う
受診のときに教えてください
- 症状が出る時間帯、画面を見る時間、コンタクトレンズを使う頻度や時間
- 使っている目薬と飲み薬の名前。口の乾きや関節の症状があればそれも
- これまで試した対策と期間、楽になった症状と残っている症状
よくある質問
涙がたくさん出ても、ドライアイのことがありますか?
あります。乾いた目の表面が刺激され、反応として涙が増えることがあるためです。ただ、涙目にはほかの原因もあるので、目の表面や涙の状態を診察して確かめます。
市販の人工涙液を使ってもよいですか?
軽い乾きには選択肢になります。コンタクトレンズに対応しているかと使用方法を確認してください。使っても症状が続く場合は、眼科で相談しましょう。
楽になったら、処方された目薬をやめてもよいですか?
乾きは環境や体調によって再び出ることがあります。減らしたりやめたりする時期は医師と相談してください。風を避ける、画面作業の合間に休むといった工夫も続けましょう。
ほかの症状から探す
見え方がおかしい
気になる症状は、お気軽にご相談ください
受診時は「いつから」「片目か両目か」「痛みや見えにくさの有無」をお伝えください。
診療時間 午前 9:00〜12:30/午後 15:30〜18:30火曜は午前のみ(受付11時まで)・木曜と土曜は午前のみ
休診日:日曜・祝日


