目のかゆみで多いのは、花粉やハウスダストによるアレルギーです。ただ、細菌・ウイルスの感染やまぶたの炎症でも似たかゆみが出るため、かゆみだけで原因は決められません。
「いつ強くなるか」「目やにや痛みはあるか」を確かめてみてください。かゆみが続くときは、市販薬や以前の目薬で様子を見続けず、眼科でご相談ください。
- 強い痛みがある
- 光がつらいほどまぶしい
- 急にかすむ・見えにくくなった
- 目が開けにくいほど腫れている、急に悪くなっている
眼科または救急外来を受診してください。
- コンタクトレンズ使用中に、赤み・痛み・目やにが出た
レンズはすぐに外し、その日のうちに眼科を受診してください。
かゆみの特徴から考えられる原因
かゆみと一緒にどんな変化があるかが、原因を見分ける手がかりになります。
片目か両目か、見た目だけでは原因を決められません。痛みや見えにくさがあるときは、かゆみだけの症状として様子を見ないでください。
当院で行う検査
問診
症状が始まった時期、鼻炎や皮膚炎の有無、コンタクトレンズの使い方を伺います。
視力検査
かゆみに加えて、見え方に変化がないかを確認します。

目の表面とまぶたの診察
顕微鏡で結膜・まぶたの裏・角膜を拡大し、炎症や傷がないかを調べます。

アレルギー・感染の検査必要な方のみ
診察の結果に応じて行います。当院では、指先からの少量の採血で約20分で結果が分かるアレルギー検査(スギ・ダニ・ネコなど8項目)も行っています。

原因に合わせた治療
原因によって、使う目薬が違います
アレルギーには、反応を抑える抗アレルギーの目薬を主に使います。感染性結膜炎や眼瞼炎は、それぞれの原因に合った治療が必要です。細菌に対する目薬(抗菌薬)が、どのかゆみにも効くわけではありません。
炎症が強いときは、経過をみながら
ステロイドの目薬などを使う場合は、目の中の圧力(眼圧)が上がっていないか定期的に確認します。以前もらった目薬が残っていても、自己判断で使い始めないでください。
毎年花粉の時期にかゆくなる方は、症状が出る前からの点眼で、ピーク時の症状を軽くできる場合があります。早めにご相談ください。
自宅でのケア
おすすめのこと
- 清潔な冷たいタオルを、閉じたまぶたにそっと当てる
- 花粉対策の眼鏡を使う、寝具をこまめに洗うなどして、原因に触れる機会を減らす
- 手をよく洗う。目やにがあるときは家族とタオルを分ける
避けてほしいこと
- かゆくても目を強くこする
- 症状がある間にコンタクトレンズをつける
- 家族の目薬や、以前の処方で残った目薬を使う
受診のときに教えてください
- いつからかゆいか、片目か両目か
- どんな時・場所で強くなるか
- 使っている目薬やコンタクトレンズの種類
- これまでのアレルギー(花粉症・食物・薬など)
よくある質問
目がかゆいのは、花粉症ですか?
花粉症はよくある原因の一つですが、感染やまぶたの炎症でもかゆくなります。目やに・痛み・まぶたの状態もあわせて診察します。
毎年同じ時期にかゆくなります。症状が出る前に相談できますか?
はい、症状が出る前でもご相談いただけます。花粉が飛ぶ時期に合わせて、早めに目薬を始める方法を検討します。
家族にうつることはありますか?
アレルギーはうつりませんが、感染性結膜炎にはうつるものがあります。原因が分かるまでは手洗いを心がけ、タオルは別々にしてください。
ほかの症状から探す
見え方がおかしい
気になる症状は、お気軽にご相談ください
受診時は「いつから」「片目か両目か」「痛みや見えにくさの有無」をお伝えください。
診療時間 午前 9:00〜12:30/午後 15:30〜18:30火曜は午前のみ(受付11時まで)・木曜と土曜は午前のみ
休診日:日曜・祝日



