レーシック・ICL治療の実績豊富なおすすめクリニック6選!費用や選び方も解説

レーシック・ICL治療の実績豊富なおすすめクリニック6選!費用や選び方も解説 ICL・レーシック

レーシック手術・ICL治療は、視力回復手術として有名です。

しかし、目の施術ということで「手術は痛いんじゃないか?」「失敗したら失明してしまうのでは?」と、ネガティブな印象を持っている方も多くいます。そのため、興味はあっても一歩踏み出せない方も少なくありません。

この記事では、レーシックやICLの実績が豊富なクリニックをいくつか紹介しています。レーシック手術・ICL治療の基礎知識から比較、どのくらいの費用がかかるかなども解説していますので、ぜひ参考にしてください。

レーシックとICL治療にはどんな違いがある?

レーシック手術・ICL治療は視力回復手術として有名ですが、実際にどちらの施術を受けるべきなのか悩んでいる方もいると思います。まずは、各施術の特徴を交えながら、どのような違いがあるのか解説していきます。

レーシック ICL
手術方法 角膜を削って屈折異常を治療する 眼内コンタクトレンズを挿入する
手術時間 10~15分 15~20分
術後の見え方 良く見える クリアで鮮やか
適応範囲 中程度までの近視・乱視 中等度~強度の近視・遠視・乱視
可逆性
(元に戻せるか)
不可能 可能
ドライアイ 発症するリスクあり 起こりにくい
紫外線のカット 効果なし 効果あり
費用目安 約15万~30万円 約40万~80万円
参考:日本眼科学会

レーシックの特徴

  • 軽度~中等度の近視・遠視・乱視に効果的な手術
  • 比較的リーズナブルに手術を受けられる
  • 手術方法が豊富にあるため選択肢が広い
  • 手術時間も10~15分ほどなのでスピーディー
  • 角膜を削る工程があるため適応範囲があまり広くない
  • 元に戻すことはできない(再手術も難しい)

レーシック手術は、角膜を削って屈折異常を調整することで視力を回復させます。
そのため、角膜の状態によっては手術を受けられないケースもあり、適応範囲も軽度~中度の近視・乱視とそこまで広くありません。

削った角膜は元に戻ることはありませんので、再手術が難しいのもレーシックのデメリットです。

ICLと比較して見え方の鮮明さは劣りますが、最近ではレーザー機器の性能が上がったこともあり、より鮮明に見えるようになっています。手術で使用するレーザー機器の機種も豊富で、自分の目的や予算に合ったものを選べるのもレーシックならではの強みと言えるでしょう。

手術時間も両目で10~15分ほどでスケジュール管理がしやすく、クリニックによっては1日で検査から手術まで行えることもあります。費用もICLと比較して半分以下ですので、予算を抑えたい方にもおすすめの手術法と言えるでしょう。

参考文献:日本眼科学会 LASIKについて

ICLの特徴

  • 重度の近視や乱視にも手術が可能
  • 必要に応じてレンズの取り外しや交換が可能(元に戻せる)
  • 見え方がクリアで鮮明
  • ドライアイになる可能性はほとんどない
  • 紫外線カット効果にも期待できる
  • 全体的に費用が高額化しやすい
  • レンズの取り寄せが必要なため手術終了まで長期化しやすい

ICL治療は、特殊な眼内コンタクトレンズを挿入することで視力を回復させる手術です。

眼内に挿入するため従来のコンタクトレンズのように取り外す手間がいらず、裸眼でも鮮明でクリアな視界が得られます。紫外線をカットする効果にも期待できるなど、レーシックにない強みも多いです。

出典:山崎眼科
そして、挿入したレンズは取り外しができます。度数やサイズが合わなかったら交換できますし、将来的に目の病気になっても取り外して治療することが可能です。目に極小の切開創を作りますが、痛みもなく切開創は時間とともに塞がれるので心配はいりません。

視力回復手術としての効果や品質はレーシックより上ですが、その分だけ費用も高額になりやすいです。通常のICLでも40万円以上かかり、最先端技術が使われたレンズになると80万円近くなることも珍しくありません。そこがデメリットと言えるでしょう。

参考文献:日本眼科学会 有水晶体眼内レンズについて

レーシック・ICL治療の費用相場

ここからは、レーシック手術とICL治療の費用相場について簡単に解説していきます。

レーシックは約15万~30万円

レーシック手術の費用相場は、「15万~30万円」となっています。現在、レーシック手術には数多くのプランが存在しています。ベーシックタイプのレーシック手術もあれば、最新機器を使った最先端のレーシック手術を受けることも可能です。

最新機器を使えば安全性が高いのはもちろんのこと、従来のレーシックより強い近視・乱視にも対応できます。その分だけ手術費は高くなり、そこにレーシック手術のスペシャリストが手術を担当すると30万円を超えるケースも珍しくありません。

ICLは約40万~80万円

ICL治療の費用相場は、「40万~80万円」となっています。費用の内訳は、眼内コンタクトレンズ代が20万円~、手術代が20万円といった感じです。乱視の有無でもレンズ代が代わり、乱視ありの方が10万円ほど高い傾向にあります。

基本的には高近視ほど高額なレンズになり、最近では付加機能が搭載された高機能レンズも生み出されています。自分の目的と予算に合ったレンズが分からない場合は、医師がカウンセリングの結果を元に適切なプランを提案してくれますよ。

レーシック・ICL治療の実績が豊富なおすすめクリニック6選

レーシック手術・ICL治療を行っているおすすめクリニックを紹介していきます。
治療実績が豊富なのはもちろん、明朗会計、高すぎない治療費でレーシック手術・ICL治療のスペシャリストが集まっているクリニックを厳選しています。

ICLを選ぶなら、世界的名医がいる「アイクリニック東京」

アイクリニック東京

費用 【エキスパートプラン】
乱視あり:83万円
乱視なし:73万円
【スペシャリストプラン】
乱視あり:68万円
乱視なし:58万円
手術実績 ICL実績:30,368件
保証期間・術後検診 保証期間(エキスパートプラン):3年
保証期間(スペシャリストプラン):1年
術後検診:翌日、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後
所在地 サピアタワー院:千代田区丸の内1丁目7番12号 サピアタワー 7階
丸の内トラストタワー院:千代田区丸の内1丁目8番1号 丸の内トラストタワーN館2階
アイクリニック東京の特徴

  • ICL専門クリニックとして豊富な治療実績がある
  • 完全予約制なので待ち時間なく通院できる
  • ICLエキスパートインストラクターが在籍
  • 診察医と執刀医をこちらから指名することが可能
  • 保証期間はプランごとに1年・3年がある

アイクリニック東京は、千代田区に2院構えているICL専門クリニックです。

北澤院長は、これまでに30,368件ものICL治療実績があり、日本に14名しかいないICLエキスパートインストラクターの資格を持っています。他にも2名のエキスパートインストラクターが在籍していますので、ICLでは名医揃いです。

珍しい取り組みとしては、診察医・執刀医を指名することができます。「執刀医と診察医は同じ先生がいい」「診察医にこだわりはないけど、執刀医は経験豊富な先生にお願いしたい」など、患者が選べるため、手術前の不安やストレスを軽減することができます。

ICLの手術費用は、眼科専門医の資格を持つ医師だと58万円(乱視なし)で、エキスパートインストラクターの資格を持つ医師だと73万円(乱視なし)です。レンズの度数に関わらず一律料金のため、明朗会計となっているのも嬉しいポイントですね!

保証期間は、エキスパートプランであれば3年間もあり、保証期間内であれば診察・度数変更・サイズ交換・レンズ抜去費用などがすべて無料です。業界最安値ではないですが、目の手術だから絶対に名医に執刀してほしい…という方には特におすすめのクリニックです!

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ICLの症例数は、6年連続で国内最多「品川近視クリニック」

品川近視クリニック

費用 レーシック手術:7.5万円~
ICL(眼内コンタクトレンズ):42.7万円~
フェイキックIOL:59万円
手術実績 レーシック:137万件以上
ICL:10万件以上
保証期間・術後検診 保証期間:3年
術後検診:翌日、1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後、1年後
所在地 東京院:東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシア13F
札幌院:北海道札幌市中央区北4条西5-1 アスティ45ビル2F
名古屋院:愛知県名古屋市中村区名駅5-7-30 名駅東ビル3F
梅田院:大阪府大阪市北区梅田2-6-20 パシフィックマークス西梅田3F
福岡院:福岡県福岡市中央区天神2-7-21 天神プライム4F
品川近視クリニックの特徴

  • 業界トップクラスの手術実績を残している
  • 1日レーシックがあるためスケジュール管理がしやすい
  • 品川近視クリニックでしか実施していない診断テストがある
  • 費用もリーズナブルなので手術をお願いしやすい
  • 交通費補助制度があるため遠方でも通いやすい

品川近視クリニックは、レーシック手術137万件以上、ICL治療10万件以上という業界トップクラスの実績を誇る眼科クリニックです。全国に5院あるため通いやすく、経験豊富なドクター陣による高品質な手術を受けることができます。

品川近視クリニックは「1日レーシック」に対応しています。本来、レーシック手術はカウンセリング→適応検査→術前検査→手術の流れを1週間~ほどで行います。しかし、1日レーシックではその名の通り、1日で検査から手術まで終わらせることができるのです。

レーシックは7.5万円~、ICL治療は42.7万円~となっており、実績豊富な名医にお願いできることを考えると、とてもリーズナブルです。遠方からでも通えるように交通費補助制度もありますし、お子さまがいても無料託児所を使えるなどサービスも抜群!

ICLやレーシックの簡易検査は無料で行えるようになっていますので、自分が適応するかどうか知りたい方や手術を受けようか悩んでいる方は、ぜひ一度カウンセリングに行ってみてください。

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20年以上の実績で医療従事者にも選ばれる「先進会眼科」

先進会眼科

費用 レーシック手術:19.8万円~
ICL:46万円
手術実績 ICL手術・治療:24,000症例以上
保証期間・術後検診 保証期間:3年
術後検診:翌日、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後
所在地 東京院:東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー35F
名古屋院:愛知県名古屋市中区錦3-16-27 栄パークサイドプレイス4階
大阪院:大阪府大阪市北区梅田1丁目13-1 大阪梅田ツインタワーズ・サウス13F
福岡院:福岡県福岡市中央区天神2-8-38 協和ビル10F
先進会眼科の特徴

  • 駅ちかで土日祝日も対応しているため通院しやすい
  • 治療実績が豊富でICLのスペシャリストが手術を担当してくれる
  • レーシック手術では施術内容が異なる複数プランを提供
  • 徹底した衛生管理で20年間、術後感染症ゼロ
  • 全房内麻酔にて痛みを極限まで軽減してくれる

先進会眼科は、20年以上にわたって多くの手術を行ってきた眼科クリニックです。
ICL手術・治療に関しては24,000症例以上の実績を誇り、土日祝日も対応していることから多くの方が信頼して手術を依頼しています。

ICL患者の22.5%が医療従事者とのこと。医療者からも信頼されて、選ばれているクリニックです。

術後の感染症に不安を感じている方も多いですが、先進会眼科では「20年間、術後感染症ゼロ」という実績もあります。正確かつスピーディーな施術と、徹底した衛生管理を行っていることが分かる根拠でもありますね。

手術は目薬タイプの麻酔だけでなく、目の中にまで入れる前房内麻酔を使用します。他のクリニックでは珍しいタイプの麻酔であり、痛みや違和感を抑えるよう工夫しているのです。目に器具が近付いてくる不安な気持ちを抑えたい方には、笑気麻酔の使用も行っています。

費用はICL治療もレーシック手術も相場内です。ICL治療にはオプションも豊富に用意されており、有料ですが強度乱視や遠視にも対応しています。レーシック手術も施術プランが複数ありますので、自分の目的に合ったものを選びやすいのが大きな強みと言えますね。

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名医、福岡佐知子 医師がいる「ふくおか眼科クリニック」

ふくおか眼科クリニック

費用 【ICL】
ホールICL(近視のみ):693,000円
ホールICL(近視+乱視):693,000円
【レーシック手術】
両眼(近視のみ):396,000円
両眼(近視+乱視):396,000円
手術実績 2022年に開院したばかりで手術実績自体は公表していないが、手術を担当する福岡佐知子医師は17年以上の執刀実績あり
保証期間・術後検診 保証期間:3年間
術後検診:翌日、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後
所在地 東京都中野区中野2丁目24-11 サウステラ・オフィス棟 5階
特徴

  • 最寄り駅から徒歩1分の位置にあるため通いやすい
  • 2022年に開院したばかりで清潔感のある院内
  • 多くの手術実績を残した専門医が一貫して担当してくれる
  • 感染症対策のために安全管理を徹底している
  • 費用は少し高めなので品質重視の方におすすめ

ふくおか眼科クリニックは、東京 中野駅から徒歩1分の場所に位置する眼科クリニックです。2022年に開院したばかりの新しいクリニックですが、「清潔感があって通いやすい」や「スタッフの接客態度が良いからストレスがない」など、良い口コミが集まっています。

手術を担当してくれるのは、国内に12名しかいないICLエキスパートインストラクターであり、国内に3名しかいないレーシックインストラクターでもある「福岡佐知子医師」です。診察・執刀・術後の対応まで一貫して対応してくれますので、最初から最後まで安心して任せることができます。

目というデリケートな部位を扱うため、院内環境を常にクリーンにできるよう感染症対策を徹底しています。手術室に関しては、滅菌技士資格を所持するスタッフが徹底管理するだけでなく、特殊な換気システムを導入しているほどです。仮に何かトラブルが起きても、最大3年間の保証制度を採用しています。

費用はICL治療、レーシック手術ともに相場より高い価格設定です。ただ、乱視の有無で料金が変わらないため、乱視ありの方にとっては少し嬉しいところでしょう。予算をいくらかけてでも高品質な手術を受けたい!という方におすすめの眼科クリニックですね。

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明朗会計で充実した保障制度がある「新宿近視クリニック」

新宿近視クリニック

費用 【ICL治療】
ICL(屈折値-5D未満):460,000円
ICL(屈折値-5D以上):537,000円
乱視用:+100,000円(オプション)
【レーシック手術】
iFSイントラレーシックオプティマイズ:154,000円
Vario Designレーシック:209,000円
MAX Vario Designレーシック:264,000円
手術実績 ICL治療実績:29,842件
保証期間・術後検診 保証期間:1年~3年
術後検診:手術翌日・翌々日・1週間後・1ヶ月後
所在地 東京都新宿区西新宿7-10-1 O-GUARD新宿3階
特徴

  • ICL治療実績が29,842件以上と豊富
  • 年中無休で駅ちかなので通院しやすい
  • 手術内容が豊富なので自分に合ったものを選びやすい
  • ICL認定インストラクターによる高品質な手術
  • キャンペーンを利用することでさらに安くなる

新宿近視クリニックは、2024年12月までにICL治療実績29,842件を記録している眼科クリニックです。年中無休で診察から手術まで行っている珍しいクリニックで、最寄り駅の新宿駅から徒歩1分というアクセスの良さもあることから多くの方がICL治療のために通院しています。

手術を担当してくれるのは、ICL認定インストラクターの資格取得者です。手術の質が高く、術後のレンズ調整などの再手術率は3%未満、追加矯正率は1%未満と非常に安定しています。ICLの知識量も多いため、カウンセリングや診察も安心して受けられると好評です。

それでも術後に何かトラブルがあった際には、検診代1年間無料+再手術3年間無料という保証制度も利用することができます。期間内であれば何度でも検診を受けられますし、目薬も1年間無料で受け取ることも可能です。

ICL治療もレーシック手術も相場付近ですので、費用面で心配することはほとんどありません。定期的にキャンペーンも実施しており、2025年2月20日までであれば「平日キャンペーン」を実施しています。もし適用できれば、ICL治療を最大50,000円OFFで受けることができますよ。

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九州で唯一のICL資格を持つ古賀医師「眼科こがクリニック」

眼科こがクリニック

費用 ICL(乱視なし):66万円
ICL(乱視あり):72万円
※片目の場合は費用が半分
手術実績 ICL手術:2,500件以上
保証期間・術後検診 保証期間:3年間
術後検診:翌日・1週間後・1ヶ月後・3ヶ月後
所在地 熊本市中央区八王寺町40番5号
特徴

  • 完全予約制なので待ち時間もなくて通いやすい
  • ICL治療の実績が2,500件以上ある
  • エキスパートインストラクターが執刀してくれる
  • 抗不安薬や笑気麻酔にて手術の不安を抑えられる
  • 料金は少し高いため手術全般の品質重視の方におすすめ

眼科こがクリニックは、ICL治療2,500件以上、白内障手術11,000件以上など多くの症例実績を誇る眼科クリニックです。その信頼性の高さから熊本県だけでなく、九州各県から多くの方が手術のために来院しています。完全予約制ですので、待ち時間もほとんどありません。

ICL治療で執刀してくれるのは、九州・中国・四国地方で唯一エキスパートインストラクターの資格を取得している「古賀貴久院長」です。豊富な手術実績と執刀技術の高さはもちろんのこと、カウンセリングから検査まで非常に丁寧だと口コミでも高い評価を集めています。

手術が不安な方に対してのサポートも充実しており、目薬タイプの麻薬以外にも「抗不安薬」と「低濃度笑気麻酔」の用意もしています。笑気麻酔を提供しているクリニックは多いですが、抗不安薬を用意しているクリニックは少数です。リラックスした状態で手術を受けることができるでしょう。

費用は乱視なしでも66万円と、相場と比較して少し高めの価格設定です。そのため、ICL治療に割ける予算に余裕がある方、いくらかけても良いから高品質な手術を受けたい方におすすめします。3年間の長期保証も無料で付いていますので、術後に何かトラブルが起きても安心ですよ。

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レーシック・ICL治療クリニックを選ぶときのポイント

ここからは、レーシック手術やICL治療を受ける際に、どのようなポイントに気を付けてクリニックを選ぶのかについて解説していきます。安いから・近いからという理由だけではなく、サービス全体を見て決めるようにしましょう。

①:経験や実績豊富な眼科専門医が在籍している

目というデリケートな部位を扱うため、できるだけ手術実績・経験が豊富な眼科専門医に手術を依頼するようにしましょう。

公式ホームページを確認すれば、レーシック手術・ICL治療の実績を公表しているクリニックも多く、さらに詳しく知りたい方は医師のプロフィールページも確認するのがおすすめです。

ICL治療を受けたい場合は、執刀医の資格についても注目してください。ICL治療を行うためには認定される必要があり、それぞれランク分けされているからです。

認定インストラクターでもレベルが高いですが、こだわるなら最上位資格であるICLエキスパートインストラクターが在籍しているクリニックを探してみましょう。

②:カウンセリングは親切かつ十分な説明である

レーシック手術やICL治療がメジャー化したこともあり、昔ほど悪いイメージは持たれなくなりました。しかし、どうしても失明のリスクや術後の感染症リスク、手術中の痛みなど不安を感じることは多いです。どっちの施術を受けるべきなのか迷っている方も多いと思います。

そこで重要なのが、すべての始まりである「カウンセリング」です。丁寧に対応してくれるか、手術に関する説明が充実しているか、リスクや術後に関するネガティブな部分も隠さず説明してくれるかなど、自分が任せられると感じたクリニックにお願いするようにしましょう。

もしカウンセリングを受ける前にある程度の内容を知りたい方は、掲示板やSNSなどの口コミを確認するのもおすすめです。とくにGoogleマップでは、多くの口コミを確認することができます。中には悪意を持った口コミを残している方もいますので、総合的に判断することも忘れないようにしましょう。

③:術前検査やアフターフォローが充実している

手術後のトラブルをできるだけ抑えられるよう、クリニックでは手術前に入念は適応検査・術前検査を行っています。検査内容はクリニックごとに異なり、検査項目が多ければ多いほど安心感が高くなるでしょう。中には、そのクリニックでしか行っていない特殊な検査もありますよ。

ただし、どのような検査を行うかは公式ホームページに記載がないことも多いです。所要時間が記載されていることはありますが、長いから良いというわけではありません。そのため、複数のクリニックでカウンセリングを受け、検査内容の比較をしてから検討するのがおすすめです。

目に傷を付ける性質上、どうしても感染症リスクは避けられません。そのため、術後のアフターフォローが充実しているかも確認してみましょう。術後検診がいつまで無料なのか、ICL治療であればレンズの交換や取り出しが無料なのか、術後の点眼薬はいくつまで無料なのかなど、クリニックによって内容は多岐にわたります。

④:手術費だけでなく総額料金を算出する

提案してくれた料金が手術費だけでなく、その他の料金も含めた総額料金なのか確認しましょう。「術後に支払いをしようとしたら、聞いていた料金と異なって予算を大幅に超えた…」、というリスクを抑えるためです。

治療費の内訳

項目 内容
初診料 最初のカウンセリングや診察に発生する費用です。
適応検査費 レーシックやICLを受ける際には、必ず適応検査を行います。相場は20,000~30,000円ほどで、1時間~2時間ほど拘束されることも覚えておきましょう。
術前検査費 手術を行う前に、眼球のチェックなどを行います。こちらも1時間ほど拘束されますが、手術費に含まれていることが多いです。
手術費 レーシック手術であれば手術費、ICL治療であればICL代と手術費として請求されることが多いです。笑気麻酔や抗不安薬などが有料オプションのこともあります。
移動費・ホテル代 通院するための電車代やタクシー代、宿泊するためのホテル代です。術後は視力が安定しないため車の運転などはできません。
術後の定期検診 基本的には手術料に含まれていますが、一定期間後の定期検診は有料になります。

その他にも細かい料金内訳があるかもしれません。カウンセリングを受ける際にでも、「今回受けるレーシック手術・ICL治療で発生する料金の総額と内訳を教えてください」と伝えましょう。追加料金が発生する可能性についても聞いておくと安心です。

レーシック・ICL治療に関するよくある質問

最後に、レーシック手術・ICL治療に関してよく挙げられる質問をQ&Aという形で解説していきます。

Q.手術はいつ受けるのがいいですか?

ガイドライン上では、「18歳~老眼年齢」が適応年齢とされています。

あまりに若すぎると近視がどんどん進んでしまい、せっかく手術したのに視力が低下してしまう可能性があります。そのため、「成人かつ1年以上近視の度が進んでいない」という状態が、ICL治療を受けるのにおすすめのタイミングです。

年齢の上限に関しては、40代半ばくらいを推奨します。それ以降になると老眼が出始め、近くのものを見るのに老眼鏡が必要になるからです。ただ、欧州では老眼対応のICLが認可される予定もありますので、今後日本でも適応年齢の幅が広がるかもしれません。

Q.手術時に痛みはある?

レーシック手術もICL治療も、手術時には目薬タイプの点眼麻酔を使います。そのため、痛みを感じることはほとんどありません。

ただ、手術中は圧迫感や器具の存在感などは、感じる方も多いようです。不安な場合は、カウンセリングで麻酔の方法や術後ケアについてしっかり確認すると安心です。

Q.手術後は何日くらい仕事を休まなくてはいけない?

仕事の内容にもよりますが、デスクワークであれば翌日検診が終わった後であれば復帰可能というケースが多いです。午前中に翌日検診を受け、午後に復帰するという方もいます。ただ、クリニックによっては「翌日の復帰はまだ早い」と定めているケースもあります。

デスクワークでもパソコンを多く使う場合は、翌日検診後も1日休ませるよう推奨しているクリニックが多いです。体を動かす重労働の場合は、医師と復帰のタイミングを相談しましょう。

職種によって復帰タイミングが異なりますので、職場にはその旨を伝えておくのがおすすめです。

Q.術後、いつからコンタクトレンズを装着できる?

コンタクトレンズ(カラーコンタクトレンズ)の装着は、術後1ヶ月経ってからが推奨されています。こちらも医師と相談して決めるのが確実です。

その他にも、まつ毛パーマ・まつ毛エクステといった目の周りの美容施術も1ヶ月は我慢するようにしましょう(※アイメイクは術後1週間で可能)。

Q.レーシックやICLは医療費控除の対象になる?

医療費控除とは、「1月~12月の1年間で支払ってきた医療費の合計が10万円を超えた場合、確定申告することで一部が所得控除されて税金が戻ってくる」という制度です。

レーシック手術やICL治療は視力を回復させるための医療行為になりますので、医療費控除の対象となります。ただし、給与所得者でも年末調整だけでなく「確定申告」が必要になります。意外と忘れがちですので、提出期限内に提出できるよう作成しておきましょう。

参考資料:国税庁 医療費控除を受ける方へ

当院について
きしもと眼科

神戸市東灘区の「きしもと眼科」は、青木駅、魚崎駅徒歩圏内、無料駐車場完備。多焦点レンズを用いた白内障手術、近視矯正オルソケラトロジー、レーザー治療、緑内障治療、コンタクトレンズ処方など幅広く対応いたします。

〒658-0083 兵庫県神戸市東灘区魚崎中町1丁目9番11号 YMビル魚崎中町3F

ICL・レーシック
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