目が赤い

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目の症状ガイド

白目の一部がべったり赤く染まって見えるときは、「結膜下出血」が考えられます。白目を覆う薄い膜(結膜)の下で、小さな血管から出血した状態です。

ただし、血管が広がる充血やけがでも目は赤くなります。見た目だけで原因や安全性は判断できないため、痛みや見えにくさがないかも確かめましょう。

こんなときは、様子を見ずに受診を
すぐに受診
  • 目の痛み、強いまぶしさ、急なかすみ・視力低下がある
  • 目をぶつけた・異物が入ったあとに赤くなった
  • 強い頭痛や吐き気を伴う

すぐに眼科または救急外来を受診してください。

当日中に受診
  • コンタクトレンズ使用中に、赤みや痛みが出た

レンズを外し、当日中に眼科を受診してください。

早めに受診
  • 初めての赤み、原因が分からない赤み

ほかの症状がなくても、早めに眼科で確認しましょう。

白目全体が赤く、血管が目立つ場合は「目が充血する」のページへ ›
茶色い虹彩の目で、白目の限られた赤い面と、細い血管の充血を比較する模式図。
上べったりした赤み(白目の一部分が赤い=出血)下細い血管が目立つ(充血)※説明用の模式図です。色や大きさは実際とは異なります。

白目に出血が起こるきっかけ

結膜下出血は、思い当たるきっかけがなくても起こります。繰り返すときは、目以外の体調や薬も確認します。

こんな特徴思い当たることがない。咳・くしゃみ・いきんだあとに気づいた
原因のはっきりしない結膜下出血はっきりした原因が見つからないものも多くあります。
こんな特徴目をこすった、ぶつけた
こすった刺激・けが急ぎけがのあとは、赤い部分以外に傷がないかを調べる必要があります。
こんな特徴何度も繰り返す。鼻血やあざができやすい
血圧や、血を固まりにくくする薬の影響高血圧や、抗凝固薬・抗血小板薬が関係することがあります。全身の状態も確認します。
こんな特徴目やに・かゆみ・涙もある
結膜炎に伴う出血ウイルスや細菌による結膜炎でも、出血を伴うことがあります。

結膜下出血だけであれば、通常は強い痛みや視力の低下はありません。赤い部分の色や広がりは、血液が吸収される間に変わることがあります。

当院で行う検査

  1. 視力の確認

    普段と同じように見えているかを確認します。

    当院の液晶視力計
  2. 目を拡大して見る診察

    細隙灯顕微鏡で出血の場所を確認し、結膜や角膜に傷・炎症がないかを調べます。

    診察室の細隙灯顕微鏡
  3. 繰り返す出血の確認繰り返す方

    血圧や服薬状況を確認し、必要に応じて血液検査なども検討します。

原因に合わせた治療

多くは、血液が自然に吸収されるのを待ちます

結膜下出血と確認できた場合は、多くは経過をみます。赤みが引くまでの目安は1〜2週間ほどで、範囲によってはさらにかかることもあります。

傷や炎症があれば、その治療を行います

けがや炎症が見つかった場合は、原因に合った治療が必要です。出血を繰り返すときは、内科などでの確認が必要になることもあります。

自宅でのケア

おすすめのこと

  • 目をこすらず、赤い部分の変化が分かるように写真を残す
  • 診断後は医師の指示に沿って経過をみる。悪くなったら再度相談する

避けてほしいこと

  • 赤い部分を押したり、揉んだりする
  • 血を固まりにくくする薬(抗凝固薬・抗血小板薬)を自己判断でやめる

受診のときに教えてください

  • 赤みに気づいた日、けが・咳・いきみがなかったか
  • 以前にも出血したことがあるか
  • お薬手帳。鼻血やあざなど、目以外の出血

よくある質問

白目が真っ赤になると、視力に影響しますか?

結膜下出血だけであれば、通常は視力に影響しません。ただし、診断を受ける前に結膜下出血だと決めつけず、見えにくさがあるときは急いで受診してください。

痛みがなければ、受診しなくてもよいですか?

初めての赤みは眼科で確認しましょう。出血を繰り返すときや、2週間ほどたっても改善しないときも相談してください。

血を固まりにくくする薬は、休んだほうがよいですか?

自己判断では休まないでください。薬の名前を眼科と処方した医師に伝え、どう対応するかを確認しましょう。

ほかの症状から探す

気になる症状は、お気軽にご相談ください

受診時は「いつから」「片目か両目か」「痛みや見えにくさの有無」をお伝えください。

診療時間 午前 9:00〜12:30/午後 15:30〜18:30
火曜は午前のみ(受付11時まで)・木曜と土曜は午前のみ
休診日:日曜・祝日
参考にした医学情報
  1. 日本眼科学会:目が赤い(充血、結膜下出血)
  2. Moorfields Eye Hospital:Sub-conjunctival haemorrhage
  3. Guy’s and St Thomas’ NHS:Sub-conjunctival haemorrhage
  4. AAO EyeWiki:Subconjunctival Hemorrhage
  5. NHS:Red eye

確認日:2026年10月6日