目が痛い

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目の症状ガイド

目がしみる、まばたきのたびにゴロゴロする、目の奥がズキズキする──痛み方は原因によってさまざまです。

乾燥や表面の傷のほか、目の中の炎症や、眼圧(目の中の圧力)が急に高くなる病気でも痛みが出ます。痛みの強さに加え、赤み・まぶしさ・見えにくさがあるかも確かめてください。

けがや薬品のときは、まずこうしてください

  • 薬品が入ったら、清潔な流水ですぐに20分以上洗い、洗い続けながら受診の手配を
  • 物が刺さったときは抜かずに、目を押さえないで受診を
洗面台で、流水を目に当てて洗い流している人のイラスト。
こんなときは、様子を見ずに受診を
すぐに受診
  • 急に強く痛み出した、視力が落ちた、まぶしくて目を開けられない
  • 目が強く充血し、頭痛や吐き気もある
  • 物が刺さった、金属片などが高速で目に当たった

すぐに眼科または救急外来を受診してください。

手術・注射の後
  • 目の手術や、目の中への注射(眼内注射)の後に、痛み・赤みが増した、見え方が悪くなった

すぐに治療を受けた施設へ。受診できない場合は、診療の再開を待たず眼科または救急外来へ。

当日中に受診
  • コンタクトレンズ装用中に痛みと充血が出た

レンズを外し、当日中に眼科を受診してください。

見えにくいときは、ご自身で運転しないでください。
茶色い虹彩の目を使い、目の表面の痛みと目の奥の痛みを区別して伝えるための模式図。
上目の表面が痛い(ヒリヒリ・ゴロゴロ)下目の奥が痛い(重い・ズキズキ)※説明用の模式図です。色や大きさは実際とは異なります。

痛み方から考えられる原因

痛む場所だけでは、目の表面の異常か、内部の病気かを区別できません。代表的な原因は次のとおりです。

角膜、茶色い虹彩、水晶体、目の内部の位置関係を示す眼球の断面模式図。
角膜は、黒目の表面を覆う透明な膜です。図は目の表面と内部の位置関係を示しています。
こんな特徴しみる・ヒリヒリ。画面作業や乾いた室内で悪化
ドライアイ涙が目の表面を十分に覆えなくなると、何か入っているように感じることがあります。
こんな特徴ゴロゴロする、涙が出る、まぶしい。何か入った
角膜の傷・異物鏡では傷が見えないこともあります。異物は自分で取ろうとせず、医療機関で取り除いてもらってください。
こんな特徴痛み・充血・見えにくさ。コンタクトレンズを使っている
感染性角膜炎急ぎ角膜に感染が起こる病気で、コンタクトレンズの不適切な使い方も原因になります。早く治療を始めることが大切です。
こんな特徴奥が痛い、まぶしい、かすむ。黒い点などが浮かんで見える
ぶどう膜炎目の内部の炎症です。浮かんで見える黒い点は「飛蚊症」と呼ばれ、この病気で出ることがあります。
こんな特徴強い痛みとかすみに、頭痛や吐き気が重なる
急性閉塞隅角緑内障急ぎ眼圧が急に高くなる病気で、緊急の治療が必要です。
こんな特徴まぶたの腫れ・しこりがある、頭痛と一緒に痛む
まぶたの炎症や、頭痛に関連する痛み麦粒腫や緊張型頭痛などでも目の周りが痛みます。ただし、疲れだけで原因は決められません。

痛みの強さだけでは、病気の重さを判断できません。

当院で行う検査

  1. 視力検査

    片目ずつ視力を測り、痛む目の見え方が落ちていないかを調べます。

    当院の液晶視力計
  2. 顕微鏡で目の表面や内部を見る検査

    細隙灯顕微鏡で傷や炎症を探します。必要に応じて目の表面を染め、角膜の細かな傷を見つけます。

    診察室の細隙灯顕微鏡
  3. 眼圧検査

    目の中の圧力が高くなっていないかを測ります。けががある場合は、傷に合わせて方法を選びます。

    当院の眼圧計
  4. 目の奥を調べる眼底検査など必要に応じて

    網膜や視神経を観察し、目の奥に炎症がないかも調べます。

原因に合わせた治療

乾燥・感染・炎症を、それぞれ治療します

乾燥には涙を補う治療、感染には原因に合った薬を使います。炎症を抑える薬は、医師が目の状態を確かめながら使用します。

点眼だけでは対応できないこともあります

眼圧の急上昇や重い感染では、処置や専門施設での治療が必要になることがあります。

自宅でのケア

おすすめのこと

  • コンタクトレンズを外して眼鏡を使い、再び着けてよい時期は眼科に確認する
  • 目を休め、乾いた空気や風が直接当たらないようにする

避けてほしいこと

  • 目をこすったり押したりする。刺さった物を自分で抜く
  • 残っている抗菌薬やステロイドの目薬を自己判断で使う

受診のときに教えてください

  • 痛みが始まった時期、片目か両目か、痛みの強さ、思い当たるきっかけ
  • コンタクトレンズの種類と装用時間、使っている目薬や薬の一覧
  • けがの状況や目に入った薬品の種類、最近受けた目の手術

よくある質問

疲れ目だと思うのですが、休めばよいですか?

休んでも痛みが続く場合は受診してください。赤み・まぶしさ・視力の低下もあるときは、疲れだけと考えずに診察を受けましょう。

市販の目薬を使って様子を見てもよいですか?

原因が分からない痛みは、眼科で相談してください。強い痛みや見え方の変化がある場合は、目薬で治まるのを待たずに受診することが大切です。

コンタクトレンズを外して楽になったら、また着けてもよいですか?

痛みが軽くなっても、眼科で再開時期を確認するまでは着け直さないでください。痛みや赤みがある場合は、当日中に眼科を受診してください。

ほかの症状から探す

気になる症状は、お気軽にご相談ください

受診時は「いつから」「片目か両目か」「痛みや見えにくさの有無」をお伝えください。

診療時間 午前 9:00〜12:30/午後 15:30〜18:30
火曜は午前のみ(受付11時まで)・木曜と土曜は午前のみ
休診日:日曜・祝日
参考にした医学情報
  1. NHS:Eye pain
  2. NHS:Eye injuries
  3. 日本眼科医会:コンタクトレンズの眼合併症
  4. NEI:Uveitis
  5. NEI:Glaucoma
  6. CDC:Contact Lens-related Eye Infections
  7. TFOS DEWS II:Patient Summary
  8. Cambridge University Hospitals:Intravitreal injection of anti-VEGF
  9. NEI:How the Eyes Work

確認日:2026年10月6日