年末年始の休診のお知らせ
平素より当クリニックをご利用いただき、誠にありがとうございます。
年末年始にあたり、下記の日程で休診いたします。
休診期間: 2024年12月29日(日)から2025年1月5日(日)まで
患者様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 皆さまにおかれましては、素晴らしい新年をお迎えください。
年末年始の休診のお知らせ
平素より当クリニックをご利用いただき、誠にありがとうございます。
年末年始にあたり、下記の日程で休診いたします。
休診期間: 2024年12月29日(日)から2025年1月5日(日)まで
患者様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 皆さまにおかれましては、素晴らしい新年をお迎えください。
11月16日(土曜日)の診察ですが学会出席のため
診察時間を9時~12時30分ですが
9時~11時に変更させていただきます。
お間違えの無いように来院をよろしくお願いします。
当院では現在、さまざまな老眼矯正多焦点眼内レンズの取り扱いをしておりますが
本年度より眼内レンズのトップシェアのalconの最新眼内レンズ Clareon Vivity(クラレオン ビビティ)の取り扱いを始めました。
従来の多焦点眼内レンズ特有のデメリットを最小限に抑え、単焦点眼内レンズのメリットを持ち合わせている眼内レンズです。
ビビティの特徴
1.単焦点レンズと同等のコントラスト感度を有するため
2.多焦点眼内レンズの特有の副作用である ハロー、グレアといった症状がほぼないため視界が良好である
3.遠方、中間視力、実用的な近方視力がでる(ほぼ裸眼で生活ができる)
といった従来の多焦点レンズのデメリットを極力減らしたレンズとなります。
ここの部分は、多焦点眼内レンズを入れた方に多い副作用ですので注意です。
通常の多焦点レンズを入れた場合、暗くなったときに車のヘッドライトを見たときにまぶしく光の周りにリング状のものが見えるようになったといわれることがあります。
ただし、ビビティに関してはこの副作用がほぼないといわれており夜間の運転にも支障がないといったメリットがあります。
以前は適応外であった緑内障や黄斑部の疾患がある病気に対しても手術が可能となりました。
よって多焦点レンズが希望でしたが、病気のため単焦点レンズしか無理という状況ではなくなったのが非常にありがたいです。
ただし、もとの病気が治せるわけではないので例えば緑内障によって視野が欠けていた場合それは残るので視力が思った以上に出ない場合もあります。
ビビティのデメリット
いいとこづくめのレンズに思えますが、デメリットもないわけではなく、他の3焦点眼内レンズと比べて、近くの見え方がやや弱くなるため状況に応じて老眼鏡が必要となる場合があります。
カタログ上では40cm の近方においては他の3焦点レンズは1.0出ているのに対し、0.6程度となり若干距離を離してみるか老眼鏡を要する場合があります。
その点では普段から細かい作業が多く本、新聞などを裸眼で見たいという方は3焦点レンズの方がおすすめとなります。
ただし、生活に必要なある程度の生活するうえでは眼鏡がなくても支障はないと思います。
現在のところ、乱視対応のレンズはまだありませんので強い乱視がある方はお勧めできません。
メリット、デメリットを知ったうえで失敗のないように選んでいただくことをお勧めします。
当院では日本国内で使用できる多焦点レンズをとりそろえておりますが、種類が多い分、非常に選ぶのが困難になってきております。
もちろん、以前からある単焦点レンズの方が良い場合もありますので、もし希望される場合は相談の上で個々にあった眼内レンズをお勧めさせていただきます。
今年も10月1日より、当院にてインフルエンザ予防接種を開始しました。
1歳~12歳 原則2回(2-4週間隔 4週がおすすめです)
13歳以上 原則1回
接種料金
1歳~12歳 (神戸市在住) |
1回目 2000円 / 2回目 3500円 18歳未満の兄弟がいる方:2回目 2000円(※) |
---|---|
13歳~64歳 | 3800円 |
65歳以上 (神戸市在住) |
1500円 |
※兄弟がいらっしゃる方は金額の助成が受けられるため、必ず兄弟の分の母子手帳をご持参ください。受付にて確認ができた場合のみ助成を受けた金額で接種していただけます。
いつもご利用いただき、ありがとうございます。当院では以下の期間、夏季休診をいたします。
休業期間中は診療・予約業務を休止いたします。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
ご覧いただきましてありがとうございます。
マイオピンという点眼薬をご存じでしょうか?
これは小児期の近視の進行を軽減させることを目的に配合された点眼薬としてSingapole National Eye Centreの研究に基づいて開発されております。
低濃度のアトロピンは近視の進行を遅らせるという点で統計的にも臨床的にも有意義な効果が確認されている治療法の1つです。近視の進行を平均60%軽減させる点眼薬といわれております。
当院では従来マイオピン点眼0.01%の取扱いをしておりましたが
今月より0.025%のみに変更させていただきました。
従来の0.01%と比較したグラフにおいては0.01%より0.025%においてより強い近視抑制効果がでておりかつ0.05%ほどではないにしろ副作用が少ないという報告があります。
当院でも多くの方が使用されていますが現在のところ副作用などは聞いておりません。
現状市販されているものが0.01%と0.025%となりますがより近視進行を抑える意味で、今後はこちらのみ当院では処方させていただきます。
https://www.myopine-eyelens.sg/
2024年のGW期間中の診察ですが
4月28日(日)~4月30日(火)まで休診
5月1日(水)、5月2日(木)は通常診療
5月3日(金)~5月6日(月)まで休診
となります。お間違えの無いように注意して来院ください。
当院では、緑内障に対する新しい治療として、低出力のマイクロパルスレーザー(以下、MLT)を使用した緑内障治療を実施しております。
MLTを施術により、眼圧を下げ、日々の緑内障点眼を減らすことが可能となりました。
1. 開放隅角緑内障とは?
眼の中には「房水」という水があります。眼内の房水は角膜と水晶体の健康を保つために、たえずバランスのとれた速度で産生・排出されています。ところが、排水部分である繊維柱体が目詰まりをおこすと、眼圧上昇が生じ、視神経が弱ってしまい、視野狭窄や視力低下、失明に至ってしまいます。
2. 緑内障の治療法について
<点眼薬>
一般的な治療法ですが、生涯にわたって点眼を続ける必要があります。時に副作用が原因で使用できない場合があります。
<レーザー治療>
レーザー治療(MLT)は合併症の少ない治療法で、どの過程においても選択が可能な治療です。ただし、効果が不十分な場合もあります。
<外科的手術>
点眼薬やレーザー治療によっても目標眼圧に到達できず、このままでは進行のリスクが非常に高い場合に選択されることが一般的です。
3.MLT(マイクロパルスレーザー線維柱体形成術)とは?
マイクロパルスレーザーを房水の流出路である繊維柱体に照射することにより、線維柱体を障害することなく眼圧下降が期待できる治療法となります。
1回のレーザー治療で、2~3年間効果を持続することができ、点眼治療のような粉らわしさがありません。また、繰り返し施術が可能なため、一定期間の点眼を減らす事ができたり、点眼なしで経過観察が可能だったりします。
ただし、効果には個人差がありますので、レーザー治療後に十分な眼圧下降効果が認められなければ、点眼治療など別の治療を追加する必要があります。
4.レーザー治療はどのように行われるか?
麻酔薬の目薬をした後に、レーザー用のコンタクトレンズをつけて行います。通常、痛みはありません。5分から10分程度でレーザー治療は終わります。また、まれにレーザーの追加が必要な場合があります。施術当日は特に安静の必要はなく、ふだんの生活を過ごすことができます。
下図のように、線維柱体の全周に140~150発のレーザーを照射します
5.レーザー治療の危険性は?
虹彩炎症をおこす事、一過性の眼圧上昇を起こす事はありますが、基本的には非常に低出力で安全なレーザー治療なので眼内構造に損傷を及ぼすことは少ないです。
MLTは保険治療となります。片眼あたり
1割負担 約9660円
2割負担 約19320円
3割負担 約28980円
きしもと眼科、院長の岸本です。
この度、厚労省/社保支払基金からマイナンバーカードを利用した「オンライン資格確認システム」の運用を行うよう要請あり、この度当院窓口においても機器設置が完了したため令和5年8月1日より上記システムの運用を開始としました。
これまで従来通りの健康保険証での受診も可能ですが、マイナンバーカードをお持ちの方は、接触の削減や受付の手続き簡略化にも有効ですので、健康保険証としての利用申し込みを済まされている方は窓口端末において保険の資格確認が行えます。
公費負担医療制度(福祉医療、難病医療等)をご利用中の方については、各種証書のご提示は引き続き必要となります。また、生活保護受給者の方も同様に医療券の持参が必要です。これらにつきましては従来通り、各種証明書を窓口にご提示頂きますよう宜しくお願いします。
勝手が変わり面倒にはなりますが、国の方針に従って対応させていただきますのでよろしくお願いいたします。
院長の岸本です。
開院から早くも7年目となりました。
今回NIDEK社の新しいYAGレーザー YC-200を導入しました。
YAGレーザーは以前こちらのブログにも紹介させていただいたのですが
白内障手術後に視力が低下してきたときに使用されるレーザーとなります。
通常、白内障手術の際には水晶体の袋の中に人工レンズを固定する手術となるのですが
手術から時間が経過すると袋自体が濁ってくる場合があります。
これを後発白内障といいます。
このYAGレーザーを使用することにより袋の濁りを除去することができます。
今回の新しいYAGレーザーの機械の特徴は顕微鏡の性能が非常に良いために視認性が非常にあり操作しやすくレーザーの誤発を極力減らすことができます。
かつ、レーザーの切れ味が非常によいためレーザーを必要最小限にレーザーの処置ができるメリットがあります。
ぜひ、白内障手術後の視力低下を感じた方は来院ください。
どんどん、患者様にとってメリットがあれば新しい機器を導入していきますので今後ともよろしくお願います。