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インフルエンザ予防接種開始のお知らせ

10月1日より、当院にてインフルエンザ予防接種を開始しました。

1歳~12歳 原則2回(2-4週間隔 4週がおすすめです)
13歳以上 原則1回

接種料金

1歳~12歳
(神戸市在住)
1回目 2000円 / 2回目 3500円
18歳未満の兄弟がいる方:2回目 2000円(※)
13歳~64歳 3800円
65歳以上
(神戸市在住)
1500円

※兄弟がいらっしゃる方は金額の助成が受けられるため、必ず兄弟の分の母子手帳をご持参ください。受付にて確認ができた場合のみ助成を受けた金額で接種していただけます。

※コロナワクチン接種を受けられた方は、2週間以上間隔を開けてください

最新の多焦点眼内レンズ「PureSee(ピュアシー)」を導入いたしました

いつも当院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

当院では白内障手術の新しい選択肢として、最新の多焦点眼内レンズ「PureSee(ピュアシー)」を採用しております。

PureSeeとは

PureSeeは、従来の多焦点レンズの弱点を克服するために開発された、次世代の「焦点深度拡張型(EDOF)」レンズです。

  • 「ハロー・グレア」が極めて少ない 従来の多焦点レンズで課題だった、夜間の光の輪(ハロー)や眩しさ(グレア)が、単焦点レンズと同等レベルまで抑制されています。夜間の運転が多い方にも安心です。

  • 自然で連続的な視界 遠くから中間(手元の少し先)まで、視界のつなぎ目がなくスムーズに見えるのが特徴です。

  • コントラストが鮮明 光のロスを抑える設計により、色鮮やかでクッキリとした見え方を実現しています。

このような方におすすめです

  • 白内障手術後、できるだけメガネに頼りたくない方

  • 夜間の運転や外出が多い方

  • パソコン作業や料理など、中間距離を重視したい方

白内障手術は、一生に一度の大切な選択です。当院では、患者様お一人おひとりのライフスタイルに最適なレンズをご提案しております。最新のPureSeeにご興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

近視と遠視について

きしもと眼科の院長の岸本です。

「最近、手元が見えにくい気がする……」

「子どもの視力検査で『遠視』と言われたけれど、どういうこと?」

日常生活でよく耳にする「近視」「遠視」。なんとなく分かっているつもりでも、実はその仕組みや違いについては詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、目の中で何が起きているのか、それぞれの特徴と対策について、専門用語を抑えて分かりやすくお伝えします。


1. まずは「正視(せいし)」を知ろう

目はよくカメラに例えられます。外から入ってきた光は、レンズ(角膜や水晶体)で屈折し、目の奥にある「網膜(もうまく)」というフィルムの上でピントが合います。

このピントがぴったり合っている状態を「正視」と呼びます。

2. 「近視(きんし)」:近くは見えるが、遠くがボヤける

現代人に最も多いのがこのタイプです。

  • 仕組み: ピントが網膜よりも**「手前」**で結ばれてしまう状態です。

  • 主な原因: 眼球の奥行きが長すぎることや、レンズの屈折力が強すぎることが原因です。

  • 見え方の特徴:

    • 近くのものはハッキリ見える。

    • 遠くの看板や黒板の字がボヤけて見える。

    • 目を細めると少し見えやすくなる。

3. 「遠視(えんし)」:遠くも近くも「ピント調節」が必要

よく「遠くがよく見えるのが遠視」と誤解されがちですが、実は少し違います。

  • 仕組み: ピントが網膜よりも**「後ろ」**で結ばれてしまう状態です。

  • 主な原因: 眼球の奥行きが短すぎることや、レンズの屈折力が弱いことが原因です。

  • 見え方の特徴:

    • 遠くを見るときも、近くを見るときも、常に自分の力でピントを合わせる(調節する)必要があります。

    • 「どこを見るにも体力を使い、目が疲れやすい」のが最大の特徴です。

    • お子様の場合、見えにくさを自覚せず、集中力の欠如や落ち着きのなさとして現れることもあります。


近視と遠視の比較まとめ

特徴 近視(Nearsightedness) 遠視(Farsightedness)
ピントの位置 網膜より手前 網膜より後ろ
得意なこと 読書やスマホなど、近くを見ること (軽い場合)遠くを見ること
苦手なこと 運転やスポーツなど、遠くを見ること 近くをじっと見ること・長時間の作業
よくある症状 遠くがボヤける 目が疲れやすい、肩こり、頭痛

4. 放置するとどうなる?

「見えにくいけれど、生活できているから大丈夫」と放置するのは禁物です。

  • お子様の場合: 適切な時期にメガネなどで矯正しないと、視機能が十分に発達せず「弱視(じゃくし)」の原因になることがあります。

  • 大人の場合: 無理にピントを合わせようとして眼精疲労が蓄積し、頭痛や肩こり、ひどい時には吐き気を引き起こすこともあります。

5. 快適な視生活のために

近視も遠視も、メガネやコンタクトレンズで適切に矯正することが大切です。また、最近では近視の進行を抑える治療も広がっています。

「最近、目が疲れやすくなったかも?」「子どもの視力が心配……」と感じたら、まずは一度、眼科での詳しい検査をおすすめします。


当院では、お一人おひとりのライフスタイルに合わせた最適な見え方をご提案しています。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

超広角眼底カメラを導入しました。

こんにちは、きしもと眼科院長の岸本です。

当院ではこの度、患者様の目の健康をより詳しく、かつ快適に守るために、最新鋭の広角眼底カメラ「EIDON(エイドン)」を導入いたしました。

本日は、この新しい機器が従来の検査とどう違うのか、患者様にどのようなメリットがあるのかをご紹介します。

眼底カメラとは?

まず、「眼底(がんてい)」とは目の奥にある網膜や視神経のことです。眼底カメラは、ここを撮影して、緑内障や糖尿病網膜症、加齢黄斑変性などの病気がないかを調べるための重要な検査機器です。

「EIDON(エイドン)」のすごいところ

今回導入した「EIDON」は、従来の眼底カメラとは一線を画す、次世代の技術が搭載されています。

1. 目の奥を「広く」撮影できる

従来の一般的な眼底カメラでは、目の奥の狭い範囲(画角約45度)しか一度に撮影できませんでした。しかし、EIDONは一度の撮影でより広い範囲(広角)を映し出すことができます。 これにより、これまでは見逃されがちだった網膜の周辺部にある病変(出血や裂け目など)も発見しやすくなりました。

2. 「見たまま」のリアルな色彩(True Color)

従来の広角カメラの多くは、レーザーを使用した擬似的な色合いの画像でしたが、EIDONは白色LEDを使用しています。これにより、実際の眼底の色(True Color)をそのまま鮮明に再現できます。 微妙な色の変化が診断の決め手となることも多いため、この「自然な色」での記録は非常に重要です。

3. 白内障があってもキレイに撮れる

「共焦点(きょうしょうてん)技術」という特殊なスキャン方式を採用しているため、もし患者様に白内障(水晶体の濁り)があっても、その奥にある網膜を鮮明に撮影することが可能です。

4. 患者様の負担が少ない

  • まぶしくない: 撮影時のフラッシュが柔らかいため、従来機に比べて「まぶしさ」が大幅に軽減されています。

  • 散瞳(さんどう)なしでも撮影可能: 瞳孔を開く目薬(散瞳薬)を使わなくても、暗い場所で自然に瞳孔が開いた状態を利用して、広い範囲を鮮明に撮影できます。

どんな病気の発見に役立つの?

特に以下の疾患の早期発見・経過観察に威力を発揮します。

  • 糖尿病網膜症: 網膜の端の方から出血などの異常が出ることがあります。

  • 緑内障: 視神経の状態を詳細に記録できます。

  • 加齢黄斑変性: 網膜の中心部の異常を鮮明に捉えます。

  • 網膜剥離・網膜裂孔: 周辺部の網膜の裂け目などの発見に役立ちます。

検査をご希望の方へ

「EIDON」を使用することで、瞳孔を開く目薬(散瞳剤)を使用せずに詳細な検査ができるケースが増えました。 これにより、「検査後に目がぼやけて車の運転ができない」「仕事に戻りにくい」といった患者様の時間的・身体的負担を減らすことが期待できます。

※ただし、病状や目の状態によっては、従来通り散瞳薬を使用した精密検査が必要な場合もございます。詳しくは診察時に医師にご相談ください。

当院では、今後も最新の医療機器を積極的に取り入れ、皆様の「見える喜び」を守るお手伝いをしてまいります。目のことで気になることがあれば、お気軽にご来院ください。

 

年末年始の休診のお知らせ

休診のお知らせ

誠に勝手ながら、下記の期間は年末年始のため休診とさせていただきます。

休診期間:2025年12月28日(日)~2026年1月5日(月)

新年は**2026年1月6日(火)**より通常通り診療を開始いたします。

皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

10月11日(土)休診のお知らせ

誠に勝手ながら、令和6年10月11日(土)は、院長の学会出席のため休診とさせていただきます。
皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
なお、10月14日(火)より通常通り診療を行います。
ご不明な点がございましたら、受付までお問い合わせください

夏季休業のおしらせ

夏季休業のお知らせ
平素より当クリニックをご利用いただき、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら、下記の期間を夏季休業とさせていただきます。
休業期間:2025年8月10日(日)~8月15日(金)
休業期間中は診療および電話対応を休止いたします。
患者様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

8月16日(土)より通常通り診療を再開いたします。

一般名での処方について

後発医薬品があるお薬については、患者様へのご説明の上、商品名ではなく一般名処方(有効成分の名称で処方すること)を行う場合がございます。

これにより、特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品を迅速に提供することが可能となります。その際には患者様に対し十分な説明を行うことを心掛けております。

マイデーコンタクトレンズをご使用の皆様へ

コンタクトレンズのマイデーにおきまして、販売会社である、クーパービジョンのシステム切替のため、受注・出荷等が停止となっております。

出荷定期機関中(5月30日~6月5日まで)は注文は可能ですが、商品の到着は6月6日以降となります。

ご理解ご協力お願いいたします。