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重要☆緊急事態宣言による診察時間短縮のお知らせ☆

このたび、7都道府県に対し新型肺炎のために緊急事態宣言がだされました。
当院においても患者様、およびスタッフの安全を考慮するために診察時間を当面の間短縮されていただくようにしました。ご理解の程よろしくお願いいたします。

なんとか早い時期にコロナが収まることを祈っております。

4月20日(月曜日)より

午前は 9:00~12:00

午後は 15:30~18:00

午前、午後とも終了時間を30分短縮させていただきます。
お間違えの無いようによろしくお願いいたします。

先進医療保険を用いた白内障手術に関して

先進医療保険特約を用いた多焦点眼内レンズを用いた白内障手術に関してですが、恐らく令和2年3月末で診療報酬改定にて使用できなくなる見込みです。

今後、多焦点眼内レンズの手術が完全に自由診療になるかどうかは未定とのことですが、後日決定次第、詳細はお知らせできると思います。

もし先進医療特約を付けておられいる方で、多焦点眼内レンズを使用した白内障手術を希望される方は3月末までにされることをお勧めします。

アジマイシン点眼液の勉強会を行いました

神戸市東灘区のきしもと眼科の院長です。きしもと眼科ではスタッフ研修、およびアップデートのために不定期ですが勉強会を行っております。

今回、千寿製薬より新しく発売されましたアジマイシン点眼液の勉強会を行いました。
現在 抗菌点眼としての第一選択薬はほぼ、ニューキノロン系となっている中、マクロライド系の抗生物質の点眼液となります。成人及び7歳以上の小児の結膜炎と、成人の眼瞼炎、麦粒腫、涙嚢炎に用いられます。

マイボーム腺機能不全(MGDはドライアイの主因であり、眼瞼炎の一因です。通常の抗菌薬点眼では効果が乏しいMGDに効果があるとのことです。分泌増加型MGDに対してはあまり病態がわかっておらず、これといった特効薬もありませんでした。
しかし、アジマイシン点眼の登場により分泌増加型のMGDに対して効果があり今後の治療に生かせると考えています。

見た目にまぶた周囲の赤み、違和感、睫毛周囲の汚れ、睫毛の脱落、睫毛の位置異常など気になる点がある方は是非お試しいただければと思います。

 

 

最新のアイケア(眼圧測定器)を導入しました

神戸市東灘区 のきしもと眼科です。

今回、またまた最新の眼圧計を導入しました。
もともと当院には空気の圧により測定するノンコンタクトトノメーター、診察室で直接プロープを目に当てて測定するアプラネーショントノメーターとの2通りの測定方法がありました。

しかし、どうしてもそれでは眼圧測定が難しい方もいらっしゃいました。車いすの方、上記の測定が苦手な方、先端恐怖症の方、往診にても直接眼圧を測定することが可能となります。数秒で測定することができますので従来の眼圧測定が苦手な方は是非こちらで測定させていただきます。

原理としては直径が1.7mmのマッチ棒のようなものが直接目に当たることにより眼圧を測定することができます。痛みを感じることもないので無麻酔下にて測定が可能です。ぜひお試しください。

どんどん最新の検査機器を導入しておりますので是非来院ください。

★3焦点眼内レンズ PanOptixの説明会を開催しました★

ブログには初めてですが定期的に行っている院内の勉強会の様子です。

本日、院内にて先進医療保険の適応のある日本初承認の3焦点眼内レンズの説明会がありました。
当院においては以前より自由診療にて3焦点眼内レンズは扱いしておりましたが自費診療になりますので非常に高額にて、なかなか希望される方が少ない状況でした。

今回、先進医療にて3焦点見えることにより医療保険にて先進医療特約のある方はそれにて手術を受けることが可能となりました。遠方、近方に加え中間距離もピントが合うようになったためほとんどメガネなしで生活できるようになるとのことです。

ただし、全ての方に適応になるわけではなく、個々に応じたレンズをお勧めさせていただいております。それぞれにメリット、デメリットが必ずありますのでご理解し納得していただいた上で手術していただくのが一番と考えています。

当院では自由診療、及び先進医療の使える眼内レンズを多種そろえておりますので相談して決めていただけましたら幸いです。

以前の2焦点レンズの価格は45万円、新しい3焦点眼内レンズは55万円と設定させていただきます。

☆国内初認可の3焦点眼内レンズの導入について☆

きしもと眼科の院長岸本です。

以前より当院におきましては自由診療において最新のファインビジョンという3焦点眼内レンズを導入しておりました。今回、先進医療にて認可のおりましたアルコン社の3焦点眼内レンズ「パンオプティクス」の導入を決定しました。

これにて以前は先進医療では 2焦点眼内レンズ、もしくは焦点深度拡張型 のレンズのみでしたが遠方、中間、近方と3点に焦点が合うためにほぼ全距離にてピントがあうためよりメガネの必要性がなくなると考えられます。

きしもと眼科では全ての患者様に多焦点眼内レンズを勧めるわけではなく、メリット、デメリットをご理解していただいた上で希望される方にのみ勧めさせていただいております。

詳細は後日HPにて掲載予定です。

 

 

 

☆小児の近視患者様を対象とした治験のお知らせ

近視の進行抑制に力を入れている、きしもと眼科の岸本です。

今回、当院にて新たな取り組みを開始することになりました。

化学合成や、植物、土壌中の菌、海洋生物などから発見された物質の中から、試験管の中での実験や動物実験により、病気に 効果があり、人に使用しても安全と予測されるものが「くすりの候補」として選ばれます。この「くすりの候補」の開発の最終段階では、健康な人や患者さんの協力によって、人での効果と安全性を調べることが必要です。
こうして得られた成績を国が審査して、病気の治療に必要で、かつ安全に使っていけると承認されたものが「くすり」となります。

人における試験を一般に「臨床試験」といいますが、「くすりの候補」を用いて国の承認を得るための成績を集める臨床試験は、特に「治験」と呼ばれています。

参加条件は上記以外にも細かい規定があるために、希望に添えないことがありますので当院にて相談ください。