選定療養を用いた白内障手術について(多焦点眼内レンズ)

HPの修正がコロナ感染症対策にて遅れておりまして申し訳ありません。

2020年4月より保険外併用療養費制度内の選定療養という枠組みで多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が行えるようになりました。
当院においても7月より選定療養を用いた多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を施行しております。
選定療養は、追加費用を負担することで、保険適応の治療と保険適応外の治療を併せて受けることができる制度です。
2020年3月までは先進医療として扱われており先進医療の認定を受けた医療施設のみが対象であり、手術費用と眼内レンズは完全自費診療となっており費用も非常に高額なものとなっておりました。

選定療養では白内障手術費用自体は通常の白内障手術と変わらず、保険適応で、多焦点眼内レンズに必要な多焦点レンズ費用のみ自費で、追加費用をお支払いいただくことで手術を受けられるようになりました。

ただし、民間の先進医療保険の特約が使用できなくなりましたのでご注意ください。

多焦点眼内レンズを希望される患者様にとってはトータル的には以前より安い費用にて手術を受けていただけるようになりました。

もし多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を希望される方はメリット、デメリットもありますのでお気軽に院長にご相談ください。

詳細は下記にて参照ください

 

きしもと眼科の選定療養を用いた多焦点眼内レンズの説明